ヤマハ発動機株式会社では、センターコンソールタイプ*の本格派スポーツフィッシングボート、「UF-26
CC」を11月1日より新発売します。(CCは“センターコンソーラー”の略称)
「UF-26 CC」の最大の特徴は、アメリカンテイスト溢れるスタイリング。大型センターコンソールを中心に、リーニングポスト、アルミフレームのTトップを標準装備しているほか、トローリングポスト、ロケットランチャー*など豊富な装備の取付けが用意され、スポーツフィッシングの本場、アメリカ・フロリダ沖をイメージさせる先鋭的なスポーツフィッシャーマンとなっています。
「UF-26 CC」のエンジンは世界最大馬力の4ストローク船外機、ヤマハF225パッケージ仕様のほか、艇単体モデルも用意し、選択の幅を広げています。
*センターコンソール:ボートの中央に機能的に設置されたボックスで、操縦席を兼ねます。欧米では小~中型スポーツフィッシングボートの典型的なレイアウトとなっています。
*ロケットランチャー:筒状の金属製ロッドホルダーで、4連あるいは5連になっているものをいいます。 |
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名称 |
ヤマハ「UF-26 CC」 |
販売計画隻数 |
50隻/初年度 |
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市場背景と商品の概要 |
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湖などのブラックバス人気はこのところ落ち着きを見せ始めていますが、海のゲームフィッシングを指向する動きには相変わらず根強いものがあり、淡水の釣りから海釣りへと転向するアングラーも増えて来ています。
ニューモデル「UF-26 CC」は、船外機仕様のボートでスタイリッシュに外洋のスポーツフィッシングを楽しみたいという本格派ユーザーの要望に応えて開発されました。
ベースとなったのは「UF-26 O/B」。同モデルは、(1)スピード・凌波性・静止安定性・風流れ特性といった基本性能に優れた船型
(2)ボートの全周で釣りが出来る広いデッキレイアウト (3)収納性の高い物入れ (4)釣り機能に直結した豊富なオプション類、などで高い評価を得ました。
「UF-26 CC」は基本的にこのデザインを受け継ぎ、デッキレイアウトをセンターコンソールタイプに変更してフィッシングスペースを拡大したほか、機能的かつ精悍なデザインのオプション類を豊富に用意し、アメリカンスタイルの魅力溢れる“フィッシングマシーン”に仕上げました。
また、エンジンには燃費・静粛性・環境特性に優れた4ストローク船外機の世界最大モデル、F225をパッケージし、より遠くまで、静かに、そしてより速く移動したいというユーザーの要求に応えています。
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「UF-26
CC」の特徴 |
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凌波性に優れ、風流れに強い船体型状 |
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V型船型を採用した「UF-26 CC」の船体は凌波性に優れ、外洋で高い凌波性・耐航性を発揮します。225馬力のF225とのマッチングにより、高いスピード性能を発揮します。
船底中央に設けたコーススタビライズドキール(船底のつまみ出し)により静止時は風に流されにくく、走行時には良好な保針性を発揮します。また、船側のチャインに設置した特殊ラバー製の翼状ビルジキール(オプション)が波などによる横揺れを効果的に減衰させるので、走行時も停止時も快適に乗ることができます。 また、一段高いバウフロアがキャスティングのステージとして使いやすくレイアウトされています。 |
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アメリカンテイストを演出する豊富なオプション類 |
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機能性とファッション性を両立させた装備が標準・オプションで豊富に揃い、アメリカンスタイルのスポーツフィッシャーマンを演出しています。センターコンソール、リーニングポスト、Tトップ、クッション付きアイスボックスは標準装備です。オプションとしてランチャー付きのシートバックレスト、サイドパッド、バウフロア・クッションが用意されています。
また、センターコンソールの内部は小キャビンとなっており、マリントイレがオプションで設置可能です。 |
●「UF-26CC」側面図とデッキレイアウト |
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●「UF-26CC」主要緒元(F225船外機パッケージモデル) |
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メーカー希望小売価格 |
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UF-26
CC(225馬力4ストローク船外機F225A 1基搭載)
UF-26 CC 艇体のみ(最大搭載馬力は225馬力)
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5,800,000円
4,400,000円
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*いずれも、法定安全備品別、消費税別 |
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