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世界初の4ストロークエンジン搭載PWCを開発 マリンジェット「FX140」、2002年春に発売

2001年07月19日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、4ストロークエンジンを搭載した世界初のPWC*、マリンジェット「FX140」(3人乗り)を新開発しました。2002年早春、世界同時に新発売します。

 「FX140」は米国市場や日本で定着しているファミリーツーリングの市場に向け、“ツーリング with パフォーマンス”をコンセプトとして開発。小気味良い操作性と加速性に加え、経済性と静粛性を兼ねそなえた4ストロークモデルで、これによりマリンジェットのラインナップは、2ストロークモデル8機種と合わせ、計9機種となります。

 なお、「FX140」は低燃費・排ガスのクリーンさ・静粛性といった環境特性を飛躍的に向上させ、EPA(米国環境保護庁)の2006年規制値、日本舟艇工業会の2006年自主規制値を大幅にクリアします。

*PWC:パーソナルウォータークラフト、いわゆる水上オートバイ


ヤマハマリンジェット『FX140』

ヤマハマリンジェット『FX140』



マリンジェット「FX140」の特徴

新開発のPWC専用4ストロークエンジン

 ヤマハのハイテクノロジーを結集した998cc、DOHC 5バルブ、直列4気筒の軽量・コンパクトなPWC専用4ストロークエンジン「MR-1」を新開発。
 なお、ベースとなっているのは、欧州・米国のモーターサイクル市場で定評のある「YZF R-1」の搭載エンジンです。


群を抜くクリーン度、静粛性、経済性

 燃焼効率の高い新設計のエンジンとエレクトロニック・フューエル・インジェクション・システムの組み合わせにより、煙・臭いのほとんどない排気ガスを実現するとともに、スロットル操作に鋭く反応し、小気味良い操作性・加速性が味わえます。エンジン排気音も4ストロークの特性を活かし、静粛性を向上させています。


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