本文へ進みます

ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

ニッケル水素バッテリー搭載で84km※のアシスト航続距離を実現 (※1充電あたり/平坦路・エコモード使用時) 電動ハイブリッド自転車『パススマイル MHスーパー』新発売

2001年07月16日発表

 ヤマハ発動機(株)は、滑らかな走行性と軽量ボディで人気の電動ハイブリッド自転車「パススマイル」について、蓄電量の多いニッケル水素電池を新たに搭載し、1充電あたりのアシスト航続距離84km(1充電あたり・平坦路・エコモード使用時)を実現した「パススマイルMHスーパー」を追加設定し7月26日より発売します。
  なお、新開発の専用2段変速とリアキャリア標準装備の装備充実モデル「パススマイルMHスーパーデラックス」も同日より発売します。


パススマイルMHスーパー

『パススマイル MHスーパー』

名称

ヤマハ『パススマイル MHスーパー』
ヤマハ『パススマイル MHスーパーデラックス』

発売日

『パススマイル MHスーパー』 2001年7月26日
『パススマイル MHスーパーデラックス』 2001年7月26日

カラーリング

■シルバー(24、26型)

販売計画

110,000台(『パススマイル』シリーズ 年間、国内)



商品の概要

 '94年発売のヤマハ「パス」は、登り坂、向かい風、荷物積載時などで負荷が多くなる自転車の弱点を、ヤマハ独自の技術「P.A.S.」(Power Assist System)で補い、自転車の利便性を大幅に向上させたパーソナルビークルです。ペダルを踏み込む力と、この力に反応した電動モーターからの補助動力が融合され、後輪の駆動を補助します。初代モデル発売以降7年、現在はP.A.S.ユニットの小型化、バッテリー性能の向上、細部の熟成が図られ、三輪ワゴンタイプを含め全7タイプが揃い、若年層、主婦、年配者などの家庭用、業務用途に利用されています。

 さて市場では、「パス」について、“より軽いボディを望む”“航続距離アップを望む”という声がかねてより強く、ヤマハでは '99年1月にニッケル水素バッテリー搭載でアシスト航続距離を伸ばした「ニュー・パス MHスーパー」を発売しました。「ニッケル水素バッテリー」は、ニカド電池比較約1.4倍の容量、長寿命といったメリットがあり、ハイブリッド乗用車用の電源など広く利用されており、ヤマハでは現在、「パスロイヤル」シリーズの4モデルにニッケル水素バッテリー搭載モデルを設定しています。

 このほど新発売の「パススマイル MHスーパー」は上記背景の中、《軽量ボディと優れたアシスト航続距離》を照準に製品化したモデルで、今年1月発売の「パススマイル」をベースにニッケル水素バッテリーを採用し、(1)小型軽量“リアハブパワーユニット”による軽量ボディと滑らかな走行性、(2)1充電あたり84kmのアシスト航続距離(1充電あたり・平坦路・エコモード使用時)を実現したモデルとなっています。



主な特徴

アシスト航続距離84kmを実現したニッケル水素バッテリー採用

 バッテリーには、ニカドバッテリーと比較して140%のバッテリー容量を持つ大容量7Ahニッケル水素バッテリーを採用しました。これにより1回充電当たりの平坦路連続の走行距離は、従来(ニカドバッテリー使用車)の40kmから56km(エコノミーモードでは84km)となります。


小型・軽量“リアハブパワーユニット”の採用(「パススマイル」と同様の特徴)

 より軽量で軽快なデザインを実現するため、従来ペダル付近に集中していた制御パーツとモーター部をそれぞれ独立レイアウトしました。
 パワーユニットには強力なネオジウム磁石を使用した小型モーターを採用。軽量コンパクトなエンジニアリングプラスチックギアの採用および、ブレーキユニットの内蔵化で、コンパクト設計を行い、またボディの軽量化を達成しています。チェーンを介さずにモーターが直接後輪軸をアシストするので、滑らかなペダリングが可能となり、一方コントロールユニットとトルクセンサーは小型設計を図るとともに、車体中央部に配して前後の荷重比を4;6とし、バランスの良い操作性を実現しました。


乗降し易いU型フレーム

 乗降し易い「U型」フレームを採用、軽快さあふれる外観となっています。シートパイプ部とペダル中心軸が同一軸上のレイアウトとなり、良好なこぎ易さを実現しました。


I.F.E.S.準拠のインテリジェントバッテリー(「パススマイル」と同様の特徴)

 バッテリーの残量を、7つのランプできめ細かく表示、充電時期を判断する自動リフレッシュ機能をもつバッテリーマネジメントシステム「I.F.E.S.」(Intelligent Flexible Energy System)準拠の“インテリジェントバッテリー”は、軽量のニュータイプを採用。車体からの脱着性を改良しました。


操作が簡単な新開発2段変速(「パススマイル MHスーパーデラックス」のみ)

 「パススマイル MHスーパー デラックス」には新開発の「LO」「HI」2段変速を採用し、扱い易さを向上させました。また、リアキャリアを標準装備としています。



『パススマイルMHスーパー』『パススマイルMHスーパーデラックス』仕様諸元表


 

パススマイルMHスーパー
26インチ (24インチ)

パススマイルMHスーパー
デラックス26インチ (24インチ)

寸法

全長

1,890mm (1,800mm)

1,890mm (1,795mm)

全幅

560mm

サドル高

765~890mm(735~860mm)

軸間距離

1,170mm (1,120mm)

1,170mm (1,115mm)

タイヤサイズ

26×1 3/8 (24×1 3/8)

車両重量

25kg (25kg)

27kg (27kg)

性能

補助速度範囲
(変速機「速」)

比例補助

15km/h未満(14km/h未満)

逓減補助

24km/h未満(22km/h未満)

一充電
航続距離

標準
モード

一般路走行※

42km

平坦路連続走行

56km

原動機

形式

直流ブラシ式

定格出力

235W

補助力制御方式

踏力比例制御方式

電池

形式

ニッケル水素電池

電圧/容量

1.2V×20/7Ah

充電器

形式

スイッチング・レギュレーター式

充電時間

自動リフレッシュ機能付

約3.5時間

変速方式

2段変速

駆動方式

チェーン式

照明装置

ダイナモ式前照灯



一般路走行

 

バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態、標準モードの条件で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路“HI”15km/h、上り坂“LO”10km/h、下り坂“HI”20km/hで走行したときのテストデータ。“HI”“LO”は「パススマイルMHスーパーデラックス」の場合。



フィーチャーマップ(写真は『パススマイル MHスーパーデラックス』)


map


メーカー希望小売価格

『パススマイル MHスーパー』
『パススマイル MHスーパーデラックス』

合計価格 84,800円(本体価格77,800円、専用充電器7,000円)}
合計価格 94,800円(本体価格87,800円、専用充電器7,000円)

(本体価格はバッテリー含む、専用充電器は自動リフレッシュ機能付き。消費税別 )


ページ
先頭へ