軽量アルミフレームと高性能小型バッテリー採用でクラス最軽量を実現 ヤマハ電動ハイブリッド自転車『パススーパーライト』 3モデルを新発売 2001年03月15日発表 ヤマハ発動機株式会社は、軽量でスタイリッシュなアルミフレーム、新設計高性能Cセルバッテリーの採用などで“軽快な走りと楽な取り回し性”を実現した電動ハイブリッド自転車の新製品、『パススーパーライト』『パススーパーライトデラックス』『パススーパーライトデラックスU』の3モデルを4月15日より発売します。 『パススーパーライト』は、軽量アルミフレーム採用でクラス最軽量の17.7kg(基本重量)を達成しています。“スポーティ&スタイリッシュ”を実現した軽快車モデルで、アルミ製フレーム採用ながらも89,800円という求めやすい価格を設定しました。また、デラックス仕様として「Lo」「Hi」切り替え操作が簡単なパス2段シフトを採用し、フロントバスケットを標準装備した『パススーパーライトデラックス』を同時に設定しました。 『パススーパーライトデラックスU』は、スカートでも乗降しやすいU型軽量アルミフレームを採用し、パス2段シフト、リアキャリア、フロントバスケットを標準装備したミセス向け・ファミリー向けモデルとして24インチと26インチを設定しました。今回の3モデルとも、今年2月発売の「パス スマイル」に採用して好評の小型軽量リアハブパワーユニットを採用しています。 ヤマハ『パススーパーライト』 ヤマハ『パススーパーライトデラックスU』 名称 『パススーパーライト』 『パススーパーライトデラックス』 『パススーパーライトデラックスU』 発売日 2001年4月15日(全モデル) カラーリング ■『パススーパーライト』 シルバー/オレンジ ■『パススーパーライトデラックス』 シルバー/オレンジ ■『パススーパーライトデラックスU』 チタンシルバー/ニューラベンダー(26のみ)/ニューマゼンタ(24のみ) 販売計画 55,000台(パススーパーライトシリーズ 年間、国内) 商品の概要 ヤマハ「パス」は、'94年の初代型発売以降、P.A.S.ユニットの小型化やバッテリー性能の向上、細部の熟成が図られ、現在9モデルのラインナップが揃っています。電動ハイブリッド自転車の代名詞として若年層、主婦、年配者から支持を集め、また官庁用、業務用、レンタサイクルなどに広く利用されています。またここ数年、各社からも競合製品が発売され市場も活性化、2001年3月には電動ハイブリッド自転車累計総出荷が100万台を超える見込みです。(国内) 新発売の「パススーパーライト」3モデルは、市場で聞かれる「手ごろな価格で」「もっと軽い車体を」「スマートな外観に」といった声を反映させ開発したモデルです。2001年モデルとしてこの2月に発売の「パススマイル」に採用して好評の小型軽量“リアハブパワーユニット”を採用したほか、フレームには軽量アルミ製を採用するとともに、「Cセル」型と呼ぶ小型バッテリーの採用などで、軽量化を行ないました。標準モデルの『パススーパーライト』は、クラス最軽量となる 17.7kg(基本重量)を達成しています。 また、乗降しやすいようにアルミフレームの形状をU型とした『パススーパーライトデラックスU』をラインナップしています。 主な特徴 超軽量を実現したアルミフレーム “スポーティ&スタイリッシュ”を実現するために、軽量アルミフレームのほか、オールランダー型アルミハンドル、軽量で錆びにくいアルミ製パーツを採用。軽快な走りと楽な取り回しを実現しました。 また、「パススーパーライトデラックスU」には、乗降性のよいU型フレームを採用、ゆったりした姿勢がとれるセミアップハンドルを採用しました。 いずれもシートパイプ部とペダル中心軸が同一線上の配置で、良好なこぎやすさを実現しています。 高性能軽量小型Cセルバッテリー採用(I.F.E.S.準拠) 軽量小型のCセルバッテリーを採用しました。バッテリーの残量を、7つのランプできめ細かく表示、充電時期を判断する自動リフレッシュ機能をもつバッテリーマネジメントシステム「I.F.E.S.」準拠の“インテリジェントバッテリー”(手間いらずバッテリー)タイプとなっています。また、車体からの脱着もワンタッチで容易にできます。 小型・軽量“リアハブパワーユニット”の採用 軽く、また軽快なデザインを実現するため、従来ペダル付近に集中していた制御パーツとモーター部をそれぞれ独立配置しました。(「パススマイル」同様) パワーユニットには強力なネオジウム磁石を使用した小型モーターを採用しました。軽量コンパクトなエンジニアリングプラスチックギアの採用および、ブレーキユニットの内蔵化で、コンパクト設計を行いました。またボディの軽量化を達成しています。チェーンを介さずにモーターが直接後輪軸をアシストするので、滑らかなペダリングが可能となりました。一方コントロールユニットとトルクセンサーは小型設計を図るとともに、車体中央部に配して前後の荷重比を4:6とし、バランスの良い操作性を実現しました。 静かで軽いペダリング ペダル軸に装着された新設計のトルクセンサーを採用することで、静かで軽いペダリングを実現しました。 操作が簡単な新開発パス2段シフト(デラックスのみ) 「パススーパーライトデラックス」「パススーパーライトデラックスU」には「Lo」「Hi」2段変速を採用、また「パススーパーライトデラックスU」にはリアキャリアを標準装備しました。 ヤマハ『パススーパーライト』主要諸元 パス スーパーライト パススーパー ライトデラックス パススーパー ライトデラックスU 諸元 PH26 PH26D PU26D PU24D 寸法 全長 1,800mm 1,865mm 1,780mm 全幅 560mm サドル高 770~890mm 755~880mm 740~865mm 軸間距離 1,110mm 1,115mm 1,088mm タイヤサイズ 26×1 3/8 24×1 3/8 基本重量★ 17.7kg 18.7kg 18.9kg 18.6kg 車両重量★ 18.8kg 21.2kg 22.8kg 22.3kg 性能 補助速度範囲 (変速機「Hi」の時) 比例補助 0km/h以上~15km/h未満 逓減補助 15km/h以上~24km/h未満 1回の充電で走行できる距離*(一般路走行) 20km 原動機 形式 直流ブラシ式 定格出力 235W エコノミーモード 有 補助力制御方式 踏力比例制御方式 電池 形式 ニカド電池 容量(5時間率) 1.2V×20(24.0V)、3.6Ah 充電器 形式 スイッチング・レギュレーター式 充電時間** 自動リフレッシュ機能付 標準充電器 約1.6時間(通常)/約7.8時間(リフレッシュ) 変速機方式 - 内装2段式 駆動方式 チェーン式 制御装置 前 サイドプル式キャリパーブレーキ 後 内拡式サーボブレーキ 照明装置 ダイナモ式前照灯 * 一般路走行パターンで走行した場合 <バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態、標準モードの条件で、3kmの平坦路の途中に勾配2°の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路(HI)15km/h、上り坂(LO)10km/h、下り坂(HI)20km/hで走行したときの弊社テストデータ> ** 新品バッテリーの初回充電や長期放置後の充電は約2.1時間(最長)です。 ★ 車両重量とは完成車装備状態での重量で、基本重量は車両重量より付属品(ベル、リフレクター、サークル錠、スタンド、バスケット、バスケットステー、リアキャリア、ランプおよびそれらの取付部品)を外した状態での重量です。 ● 本書の記載内容は、予告なく変更する場合があります。 ● 仕様変更などにより、写真や内容が一部実車と異なる場合があります。 『パススーパーライト(PH26)』フィーチャーマップ 『パススーパーライトデラックスU(PH26D/24D)』 フィーチャーマップ メーカー希望小売価格 『パススーパーライト』 『パススーパーライトデラックス』 『パススーパーライトデラックスU』 89,800円(本体価格82,800円、専用充電器7,000円) 99,800円(本体価格92,800円、専用充電器7,000円) 99,800円(本体価格92,800円、専用充電器7,000円) (本体価格はバッテリー含む、専用充電器は自動リフレッシュ機能付き。消費税別 )