ヤマハ発動機株式会社では、2月28日、本年7月に福岡市で開催される「第9回世界水泳選手権大会福岡2001」(於・マリンメッセ福岡[福岡市博多区])において使用されるFRP製競泳用特設プール「水夢21」および水球競技用特設プールの生産を完了しました。
世界水泳選手権に使用する国際公認の50メートルのメインプールにFRP製の特設プールが採用されたのは世界で初めてです。
FRPプールは、工場生産によってユニット化できるため、工期が早く、メンテナンスが楽で経費負担が軽減できるなどの特長があります。
今回生産を完了したプールは、「第9回世界水泳選手権大会福岡2001」のメイン競技場となる「マリンメッセ福岡」の施設内部に建設する、競泳およびシンクロナイズドスイミング用の国際公認仕様のメインプール(長さ50m×幅25m×深さ3m)で、プール外周壁面を構成するサイドユニットが58、底面のフロアユニットが104の計162ユニットです。
また、博多の森テニス競技場に特設する水球用プール(長さ35m×幅22m×深さ2m)においては壁面28、底面66の計94ユニットです。
メインプールの生産は2000年4月13日に開始し、約320日で生産したものです。また2000年12月に追加受注した水球プールも今回同時に生産を完了しました。
ウォームアッププールについては、昨年11月にすでに生産を完了しています。
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