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ヤマハ発動機 IMカンパニー サーフェスマウンター(表面実装機)出荷累計1万台を達成

2001年02月07日発表

 ヤマハ発動機株式会社の社内カンパニーである「IMカンパニー」(プレジデント:戸上常司、所在地:静岡県浜松市)では、2月7日、サーフェスマウンター(表面実装機)の出荷台数が累計1万台を達成し、早出工場にて記念式典を開催しました。1万台達成のモデルは、一昨年3月に新発売となった高速モジュール型サーフェスマウンター「YV100X」です。

 当社は、工場のオートメーション化に貢献する産業用ロボット事業分野に次ぐ新たな分野として、1987年、電子部品のプリント基板への実装用機器として「YM4600S」を新開発し、サーフェスマウンター事業に参入しました。
 また、1988年からオランダのフィリップスE.M.T.社に対し当社製品のOEM供給を開始し、現在では、2006年までサーフェスマウンター分野での開発・製造・販売面での長期提携契約を締結しています。
 なお、昨年4月、事業部を「IMカンパニー」として事業体制の強化をはかりました。加えて製造・販売の関連会社としてアイパルス株式会社を設立し、事業競争力の強化とともに事業基盤の確立を図りました。

 サーフェスマウンター業界では、大量生産型の大型高速機から、汎用性の高い中速機の需要が高まっていますが、当社製品は、搭載部品の多様化に対応する汎用性を重視し、中型機を複数台ライン化したモジュール型高速実装ラインの導入を可能にしてきました。
 特に、マシン単体時だけでなく、2台以上の連結時での高速性・作業性・汎用性を大幅に向上させる「モジュール型高速機」として、市場からの高い評価を得ながら、現在14モデルの生産を行っており、今期(2000年4月~2001年3月)の生産台数は、前期比約40%増の2200台を目指しています。



ご参考

(1)サーフェスマウンターの累計出荷台数1万台について

(1)1万台の内訳

(2)サーフェスマウンター出荷台数

国 内

3,300台

'84~94年度

2,700台

海 外

3,600台

'95年度

700台

フィリップスOEM

3,100台

'96年度

850台

'97年度

1,200台

'98年度

1,000台

'99年度

1,600台

'00年度(見通し)

2,200台



(2)IMカンパニーの取扱製品

(1)産業用ロボット

スカラ型、 単軸型、 直交型
ローディングロボット、 ピックアンドプレイスロボット
搬送ロボット、 ロボットコントローラ、 その他周辺機器

 (2)サーフェスマウンター

サーフェスマウンター、 ディスペンサー
スクリーンプリンター、 リフロー、 ローダー
アンローダー、 マウンターコントローラ、 ソフトウェア

 (3)その他

モノレール式無人搬送ロボット、 高速メッキシステム
その他周辺機器



(3)生産工場

 

ヤマハ発動機株式会社 早出工場

   

所在地

静岡県浜松市早出町1012

建屋面積

6,800m2(工場)、4,000m2(技術センター)

従業員数

約350名('00年3月末現在)


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