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レーシングテクノロジーの結晶、さらにポテンシャルUP ヤマハレーシングカート Super Winforce, CATALINA 2001年モデル新発売

2000年12月25日発表

 ヤマハ発動機(株)は、ヤマハレーシングカート「Super Winforce A」タイプ『WF100SD-A』『WF100FP-A』『WF100SP-A』の完成車キット3モデル、及び「CATALINA A」タイプ『SV100SD-A』『SV100FP-A』『SV100SP-A』の完成車キット3モデルを2000年12月25日より発売します。
 Super Winforceは、'99年度及び2000年度の全日本カート選手権シリーズの最高峰クラス、FSAクラスで2年連続チャンピオンを獲得。この度発売となった2001年モデルは、このチャンピオン制覇で培った技術を市販車にフィードバックしたモデルとなっています。
 CATALINA(カタリナ)は、初心者から中級者対象のヤマハSLカートレースから上級者対象の地方選手権や全日本選手権クラスまでの幅広いカテゴリーで、ハイパフォーマンスを発揮するモデルです。
 また、当社では、Super WinforceおよびCATALINAモデルの購入者を対象に、夢を求めて上級カテゴリークラスへステップアップしようとするドライバーを応援する「YAMAHAスカラシップ」制度を実施しています。


『WF100SD-A』

『SV100SD-A』

名称

ヤマハレーシングカート
『WF100SD-A』 『WF100FP-A』 『WF100SP-A』
『SV100SD-A』 『SV100FP-A』 『SV100SP-A』

発売日

2000年12月25日

カラーリング

■Super Winforce Aシリーズ
3モデルともフレームはメタリックライトブルー
※外装パーツは、6色より選択可。
■CATALINA Aシリーズ
3モデルともフレームはメタリックグリーン
※外装パーツは、3色より選択可。



モデルの概要

Super Winforce

 各地で開催されているヤマハSLカートレースから、地方選手権、全日本選手権とそのハイポテンシャルを実証している「Super Winforceシリーズ」。2001年モデルのフレームは、従来モデル「WF-A」をさらに熟成し変更箇所を煮詰め、操縦安定性を向上しました。
 このフレームに、定番のヤマハエンジン「KT100SD」、「KT100FP」、「KT100SP」を組み合わせたコンプリート3タイプをラインナップしました。
 「Super Winforceシリーズ」は、ヤマハSLカートレースを始め、クラスによっては、地方選手権にまで出場が可能です。また、高性能フレームを採用しているため、エンジン、タイヤを変更するだけで、さらに全日本選手権まで、出場が可能となっています。


CATALINA

 ヤマハSLカートレースから地方選手権、全日本選手権と幅広いカテゴリーレースで使用できるオールマイティモデルとして2000年度に登場した「CATALINA SV-A」は、細部の熟成を図り、ポテンシャル・パフォーマンスを高めて2001年モデルとして登場。
 このフレームに、定番のヤマハエンジン「KT100SD」、「KT100FP」、「KT100SP」を組み合わせたコンプリート3タイプをラインナップしました。



主な特徴

Super Winforce

車体関係

 『Super Winforce Aタイプ』フレームは、従来モデルをさらに進化させ、トラクションのかかりが非常に優れ、コーナー立ち上がりに向けてスムーズな加速が可能となりました。また、コーナリング中の横方向のグリップ力を高めると同時に、脱出時のストレスを軽減しています。
 新型のステアリングシャフトの採用により、アッカーマン角度が強く付きフロント廻りの動きが安定し、コーナリング時のクリッピングポイントにはいるまでのレスポンスが向上しました。
 また、新型のブレーキキャリパーとディスクの採用で、ブレーキタッチに優れ、扱いやすい特性になっています。SLタイヤ装着時においても、制動初期から実際に効き始めるまで、高いコントロール性能が維持できます。
 フレーム自体の全体的なフィーリングは、フロントとリアのバランスが良く、フロントがコーナーに進入してから立ち上がるまでの動きに一体感が生まれ、トラクション効果が高まり、タイヤへの負担も軽減され、消耗度も減少しています。
 また、リアクロスメンバーの取付位置を変更し、さらに戦闘力をアップ。中空鋼管リアアクスルシャフトは、φ40mmとφ50mmの2仕様どちらかに選択できます。
 装備類では、軽量・高剛性のマグネシウムホイールを標準装備。ベアリングホルダー、ホイールハブ、スプロケットハブ、タイロッドがハイクォリティパーツとして装備されています。ステアリングは青/黒の車名刺繍入りD型となり高級感を演出しています。
 シャシーのカラーは、メタリックライトブルーを採用。ゴールドアルマイト仕様フロアパネルを装備しました。


外装パーツ

 サイドボックス、フロントカウル、フロントパネルなどの外装パーツは、ブルー・レッド・ブラック・ホワイト・イエロー・シルバーの6色から好みに応じて選択を可能とし、お客様の要望に応えられるものとしています。


フレーム単体

 レーシングカートは、エンジン、フレーム、タイヤなど各コンポーネントの組み合わせで構成されています。そこでヤマハでは、ステップアップや交換用としてリプレイス用フレームキットとして単体販売します。
 完成車キット『WF100SD-A』『WF100FP-A』『WF100SP-A』のリプレイスフレーム『WF-A』。シート、ステアリング、ホイール、サイドボックス、フロントパネル、フロントカウルなどの外装パーツをセットしています。
●メーカー希望小売価格 380,000円
           (消費税を含まず)


「WF-A」



CATALINA

車体関係

 2000年度に初登場した『CATALINA SV-A』フレームは、キャスター角、リアシャフトステーとマフラーステーの位置を変更、メインパイプ剛性を向上させ、さらにポテンシャルをアップしました。
 グリップ感の解かりやすいシャシーは、コーナー立ち上がり時の優れたトラクション性能が向上。また、高いコーナリングスピードを生み出すと共に、タイヤへの負担を極力軽減しています。
 装備類では、軽量・高剛性のマグネシウムホイールを標準装備。ベアリングホルダー、ホイールハブ、スプロケットハブにはアルマイト加工したアルミ製削りだしパーツを使用。ステアリングは、緑/黒の車名刺繍入りD型を採用しました。
 シャシーのカラーは、メタリックグリーンを採用。ゴールドアルマイト仕様のフロアパネルを装備しました。


外装パーツ

 サイドボックス、フロントカウル、フロントパネルなどの外装パーツは、ブラック、ホワイト、イエローの3色から好みに応じて選択を可能とし、お客様の要望に応えられるものとしています。


フレーム単体

 レーシングカートは、エンジン、フレーム、タイヤなど各コンポーネントの組み合わせで構成されています。そこでヤマハでは、ステップアップや交換用としてリプレイス用フレームキットとして単体販売します。
 完成車キット『SV100SD-A』『SV100FP-A』『SV100SP-A』のリプレイスフレーム『SV-A』。シート、ステアリング、ホイール、サイドボックス、フロントパネル、フロントカウルなどの外装パーツをセットしています。
●メーカー希望小売価格 380,000円
           (消費税を含まず)


「SV-A」



Super Winforce&CATALINA

エンジン関係

1.KT100SD
 完成車キット『WF100SD-A』『SV100SD-A』に搭載されているエンジン「KT100SD」は、世界のスタンダードといえるエンジンです。日本のヤマハSLカートレースの主力エンジンとしてだけでなく、レーシングカートの本場ヨーロッパでも高い評価と人気を得ています。100cc・空冷2サイクル・単気筒・ピストンバルブで扱い易さと耐久性に優れています。

2.KT100FP
 完成車キット『WF100FP-A』『SV100FP-A』に搭載されているエンジン「KT100FP」は、高回転でハイパワーの100cc・空冷2サイクル・単気筒・ピストンバルブで、ヤマハSLカートレースのFPストッククラス指定のエンジンです。現在、地方選手権シリーズ「FP2クラス」(フォーミュラピストン2)のカテゴリーにも適応できます。

3.KT100SP
 完成車キット『WF100SP-A』『SV100SP-A』に搭載されているエンジン「KT100SP」は、「KT100FP」エンジンを大きく進化させ、性能及び信頼性を向上。地方選手権シリーズの「FP2クラス」に適用し、また、ヤマハSLカートレースの最高峰カテゴリー「SPストッククラス」も設定されています。



ヤマハレーシングカート主要諸元




メーカー希望小売価格

『WF100SD-A』
『WF100FP-A』
『WF100SP-A』
『SV100SD-A』
『SV100FP-A』
『SV100SP-A』

470,000円
480,000円
495,000円
470,000円
480,000円
495,000円

完成車組み立て手数料・消費税を含まず。


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