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国内スクーター初の多機能リモコンキーを採用 ヤマハスクーター 「ジョグ」 新発売

2000年12月15日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、原付スクーターの定番モデル、ヤマハスクーター「ジョグ」シリーズを3年ぶりにフルモデルチェンジし、2001年1月15日より発売します。国内スクーター初の多機能リモコンキーを採用し利便性向上を図りました。今回の「ジョグ」は、'83年の初代モデルから数え7代目モデルになります。

 今回のフルモデルチェンジでは、新たに(1)スクーター初の多機能リモコン採用による利便性向上、(2)原付スクーター初の電気式メーター採用、(3)新環境対応エンジン搭載、(4)新設計フレーム&外観全塗装ボディ採用、などを図りました。また、リモコンを装備しない標準モデル「ジョグ」(CV50)も設定し2月23日より発売します。なお、本モデルの広告キャラクターには、人気タレント「ユースケ・サンタマリア」を起用しました。


ヤマハスクーター「ジョグ(CV50R)」

ヤマハスクーター「ジョグ(CV50R)」

名称

ジョグ(CV50R)、ジョグ(CV50)

発売日

2001年1月15日(CV50R)、2月23日(CV50)

カラーリング

【CV50R】
■シルバー1(シルバー)
■ダークバイオレットメタリック(ブルー)
■ダルレッドメタリック(レッド)
■ブラック2(ブラック)
【CV50】
■ダークバイオレットメタリック(ブルー)
■シルバー1(シルバー)

販売計画

60,000台(シリーズ合計、年間、国内)



商品の概要

 国内の原付50cc市場は、年間60万台で推移していますが、この中で、ヤマハ「ジョグ」はスタンダードスクーター市場の牽引役として人気が高く、10代~20代ユーザーを中心に幅広い年齢層から支持されており、原付スクーターの代名詞となっています。

 このほど '01年モデルとして発売の「ジョグ」(CV50R及びCV50)は、スタンダードスクーターとしての基本機能を熟成させながら、「スタイルの良さ」「盗難抑止機能を含めた充実機能」「走りの良さ」「優れた燃費性能」などの要素をバランス良く調和させ、"次世代スタンダードスクーター"を提唱するモデルです。
 特に、広い駐輪場でもリモコンのボタン操作により、フラッシャーが点滅し駐輪位置を知らせる"アンサーバック機能"や、リモコン操作で出来る"ロック解除機能""シートロック解除機能"などは、スクーター初の新機構です。(CV50R)
 また、電気式メーターもクラス初の新機構となっています。

 なお本モデルは、'83年の初代モデル登場から7代目「ジョグ」となります。
(初代モデル型式「CE50」、2代目=「CG50」、3代目=「CY50」(ヘルメット収納タイプ)、4代目=「YG50」、5代目「YJ50」、6代目=「YV50」)

 また、本製品の広告表現は、『呼べば応えるスクーター』『リモコンJOG』をキャッチフレーズに展開します。



主な特徴

スクーター初の多機能リモコン採用(CV50Rのみ)"ヤマハキーポップシステム"

 国内発売のスクーターで初めて、多機能リモコンを採用しました。リモコンの操作で、(1)"アンサーバック機能"(前後フラッシャーが点滅して存在位置を知らせる機能)、(2)"ロック解除機能"(Gロック*の3系統施錠中、キー孔シャッターと後輪ロックを解除)、(3)"シートオープン機能"(トランクの施錠解除)が可能です。暗く広い駐輪場で駐輪位置を容易に確認できることや、荷物を両手に抱えながらシート施錠を解除できる利便性が特色です。
 *「Gロック」=[1]ハンドルロック、[2]キー孔シャッター、[3]後輪ロックの3つの施錠が同時に可能な、ヤマハ独自の盗難抑止機構。


原付スクーター初の電気式スピードメーター

 原付スクーター初の電気式スピードメーターを採用しました。レスポンスに優れ薄型設計が特徴となっています。また、キーをONにすると、メーター針が一度振りきれて元に戻り、同時にスピード警告灯が点滅する"スイーブ・インジケーター点滅機能"(初期作動チェック機能)を設けました。この他、LED透過照明及びインジケーター、発光指針、6桁デジタルオドメーター、6セグメント燃料計、などを装備しました。


リッター63km(定地走行テスト値)の環境対応エンジン搭載

 6.5馬力のハイパワーエンジンを採用しました。ヤマハオリジナル触媒「キャタリストチューブ」採用及び、キャブレターの最適セッティングで排出ガスのクリーン化を実現するとともに、舗装平坦路燃費63kmの優れた燃費特性を実現しました。


質感あふれる外観全塗装仕上、新設計フレームの採用

 フロントフェンダー、サイドカバー、サイドカバーモール、ハンドルカバーなど外観を全面塗装仕上げとして優れた質感と耐久性を両立させました。また、新設計フレームを採用して最適剛性バランスを実現し、軽快な走行性を生み出すと同時にスリム&スマートなシルエットを実現しました。


倒立式フロントフォーク採用

 ショック吸収性に優れた倒立式フロントフォーク、及び軽量アルミ製ブラケットを採用しました。また、前輪にはディスクブレーキを装備。パッド面積は現行モデル比較で30%拡大し、良好なブレーキタッチを実現しています。


手に優しい樹脂製キャリア採用

 P字・U字ロック装着可能でさびない、持ちやすい樹脂製リアキャリアを装備しました。


その他充実の装備

 (1)フロントインナーポケット&大容量メイントランク、(2)明るい40W/40Wヘッドライトなどを装備しました。

 


Gロック、ヤマハキーポップシステムについて


Gロック、ヤマハキーポップシステムについて

 

これらの機能に加え、オプションパーツのサイクルロックU、Pロック、アラームイモビライザーがお客様の愛車を一層強力にガードサポートします。

 

■機能

・トランスミッターによるロック解除(アンサーバックあり*)

→キー孔シャッターと後輪ロック解除

・トランスミッターによるシートロック解除(アンサーバックあり*)

・オートカットオフ:

キーポップシステムは、バッテリー上がり防止のため、メインスイッチを切った後およそ7日間放置すると、リモコン使用が出来なくなります。(ただし、再度メインスイッチをONにすると、システムは復旧します。)

*アンサーバック:

トランスミッターの解除ボタンと連動して前後左右のフラッシャーランプおよびインジケーターランプが3回点滅します。



ヤマハスクーター「ジョグ(CV50R)」主要諸元〔CV50〕


型式/エンジン型式

BB-SA16J/A125E

全長×全幅×全高
シート高
軸間距離
最低地上高
乾燥重量/装備重量

1,670 mm×640 mm×1,005mm
710mm
1,160mm
85mm
68kg/74kg

舗装平坦路燃費

63.0km/L(30km/h)

原動機種類
筒数配列
総排気量
内径×行程
圧縮比

空冷・2サイクル・クランク室リードバルブ
単気筒
49 cm3
40.0×39.2mm
7.3:1

最高出力

4.8kW(6.5PS)/7,000 r/min

最大トルク

6.7N・m(0.68 kgf・m)/6,500 r/min

始動方式
潤滑方式
オイルタンク容量
燃料タンク容量
キャブレター型式
点火方式
バッテリー容量/種類

セル・キック併用式
分離給油
1.4L
5.7L
Y16P×1
DC-C.D.I式
12V、3.2Ah(10H)/GT4L-BS(MF)〔12V、2.5Ah(10H)/GT4B-5〕

1次減速比/2次減速比
クラッチ形式
変速機形式
変速比
フレーム形式
キャスター/トレール
タイヤサイズ (前/後)
ブレーキ形式 (前/後)
懸架方式 (前/後)
ヘッドライト

3.692/3.230
乾式内拡遠心式
Vベルト式無段変速
2.420~0.815
バックボーン(パイプ)
24°00′/72mm
90/90/-10 40J/90/90/-10 40J(チューブレス)
シングルディスク/ドラム
テレスコピック/ユニットスイング
ハロゲンバルブ/12V40W/40W



ヤマハスクーター「ジョグ(CV50R)」フィーチャーマップ


フィーチャーマップ


メーカー希望小売価格

ジョグ(CV50R)
ジョグ(CV50)

167,000円
159,000円

(一部地域を除く。地域希望小売価格の一例:北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高)
*価格には保険料、税金(含消費税)は含まれない。


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