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「第9回世界水泳選手権大会 福岡2001」の水球競技用プールに ヤマハFRPプールの追加採用が決定

2000年12月14日発表

 2001年7月、福岡市で開催される「第9回世界水泳選手権大会 福岡2001」(於・マリンメッセ福岡「福岡市博多区」)において、競泳用のメインプールとウオームアッププールに当社のFRP製プールが採用されましたが、この度、水球競技用のメインプールにも追加採用される事が決定しました。今回の受注で、本大会において合計3基のヤマハFRPプールが使用される事になります。




博多の森センターコート特設プールイメージ図


 追加決定した水球競技用のFRPプールは、東平尾公園博多の森テニス競技場(福岡市博多区)のテニス競技場センターコート内に特設プールとして設置するもので、35m×22m×深さ2m の水球競技用メインプールとプールサイド、あわせて、ろ過システム、付帯設備工事および、大会期間中の水質管理業務を含むメインテナンス全般を受注しました。この水球競技用プールも競泳用プールと同様に、競技開始前2週間で設営し、競技終了後1週間で撤去します。

 当社はFRP(Fiberglass Reinforced Plastic=繊維強化プラスティック)プールのパイオニアとして、26年間にわたりFRPプールを製造販売し、総計約20,000基のプールを学校や公営施設などに納入しています。
 FRPプールの特徴は、工場生産によってユニット化できるため、(1)工期が早い。(2)メンテナンスが楽でランニングコストが軽減できる。などの特徴があります。
 今回の「第9回世界水泳選手権大会 福岡2001」の水球競技用プールへの当社FRPプールの追加採用は、以上の特徴に象徴される製品や技術力に加え、メンテナンスなどの周辺ソフト対応力など、総合的な信頼性が評価されました。

 特設プールを使っての大会は、建設やメンテナンスに膨大なコストを要する競技施設を新たに建設する事なしに、既存の施設内にプールを設置し、世界レベルの水泳競技大会の開催が可能なため、今後世界各地で特設プールでの競技が普及していくことが予想されます。
 当社ではこの度の「第9回世界水泳選手権大会 福岡2001」へのFRPプール納入を機に、今後も競泳大会用特設プールの分野のみならず、人々の健康づくりに貢献するプールの開発・製造・販売をすすめていきます。


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