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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

マイコン内蔵機器に対応できるインバーター方式を採用 "軽量・コンパクト・良質な電気"を合わせて実現した ヤマハ携帯発電機「EF2500i」新発売

2000年10月19日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、“ハイパワー&サイレント”で人気のヤマハ携帯用発電機EFシリーズについて、良質電気の供給ができるインバーター方式を新採用したニューモデル「EF2500i」を製品化し、2000年10月25日より新発売します。

 「EF2500i」は、携帯発電機市場での要望の高い「軽量」「コンパクト」「良質な電気」という声に応えたニューモデルで、ヤマハとしては初めてインバーター方式を採用しました。またエンジン冷却ファンと発電体用冷却ファン一体化による軽量小型設計で、クラス最軽量29kgボディ、クラス最小コンパクト設計、良質電気の供給(マイコン内蔵製品にも使える波形歪み率2.5%以下)などを達成しました。本モデルの発売で、ヤマハ発電機は全14種のラインナップとなりました。なお、本製品は世界でもっとも厳しい米国の排出ガス規制、EPA PhaseⅡ及びCARB TierⅡの規制値をクリアーしています。


EF2500i

ヤマハ携帯発電機「EF2500i」

名称

ヤマハ 携帯発電機「EF2500i」

発売日

2000年10月25日

販売計画

2,000台(年間/国内)



市場概要と商品

 携帯用発電機は現在国内で0.5kVA~6kVAまでのクラスが各社から投入され、年間総需要は約10万台('99年実績/ヤマハ調べ)で推移しています。主力は需要の約4割を占める2kVAクラスで、建設現場、道路工事、土木現場から防災業務まで多方面で使用されています。
 ヤマハではこのクラスに"パワフル&サイレント"が特色の「EF2300」や「EF2300S(SE)」を投入してニーズに応えています。近年、工事現場で働く方の年齢層の広がりや女性労働力の進出もあり発電機への「軽量・コンパクト化」といったニーズが顕著にあります。一方、マイコン制御による電気機材が工事現場でも広く普及し、より良質の供給電気(より少ない波形歪み率)を要求する声が広がっています。
 新発売の「EF2500i」は、上記背景の中、「軽量」「コンパクト」「良質な電気提供」というニーズに応える次世代発電機として製品化したモデルです。



主な特徴

ひとりで持運びも容易な29kg軽量ボディ(クラス最軽量/クラス最小容量)

 重量あたりの発電量で効率のよい多極オルタネーターを採用しました。さらに軽量インバーター、軽量マフラーなど細部の軽量化設計で、クラス最軽量となる29kgボディを実現しました。(当社現行モデル「EF2300」は41kg)
 また、エンジンと発電体の冷却ファン一体化を図る最適設計により、従来発電体に設けられていたファンが不要となり、本体81.8リットル容量というクラス最小のコンパクト化を達成しました。さらに持運び易い形状の軽量フレームを採用し、ひとりでの持運びが容易となっています。(「EF2300」は90リットル)

発電機イラスト
 

波形歪み率2.5%以下の"良質な電気"を供給

 ヤマハ初の「インバーター方式」を採用しました。波形制御を、PWM(パルス幅変調)制御で行うことにより、波形歪み率2.5%という良質な電気の供給が可能となりました。これで、少ない波形歪み率を要求するコンピューター内蔵製品、パソコン、投光器などにも不安なく使用することが可能となりました。

グラフ

ハイパワーと優れた燃費性能を実現

 空冷のOHV171ccの最大出力4KW(5.5PS)エンジンを採用。発電効率に優れる多極オルタネーターとの相乗効果で2.5kVAの定格出力(最大出力2.8kVA)を実現しました。
 また、必要発電量に応じてエンジン回転を制御する"エコノミーコントロール"の採用で優れた燃費特性を実現しました。(無負荷エコノミーコントロール作動時=2.22時間/1リットル)



「EF2500i」仕様諸元


使用エンジン

MZ175(空冷4サイクルOHV)

型式

7VU1

定格周波数(Hz)

50/60

交流出力  

定格出力(kVA)

 

最大出力(kVA)

 

定格電圧(V)

 

定格電流(A)

2.5

 

2.8

 

100

 

25

 

使用燃料

自動車用無鉛ガソリン

燃料タンク容量

 

赤レベル(リットル)

 

満タン(リットル)

 

9.0

11.2

連続運転可能時間(Hrs)

 

赤レベル(リットル)

 

満タン(リットル)

無負荷~定格負荷

20.0(*)~6.2

24.9(*)~7.7 (*)エコノミーコントロールON時

全長・全幅・全高[容量]

487㎜×395㎜×425㎜[81.8リットル]

乾燥重量(kg)

29

騒音レベル
    dBA/7m

無負荷~定格負荷
60*~67 (*)エコノミーコントロールON時

発電機形式

インバーター方式

定格回転数rpm

3550



ご参考



【インバーター方式】

 インバーター方式では、生成された「三相交流」を一度「直流」に変換した後、再び「交流」に置き換えるシステムとすることで、波形歪率を少なくすることが可能となります。
 EF2500i」の場合は、波形歪み率2.5%以下を実現。「正弦波」と呼ばれる質の良い電気供給が可能となり、安定した出力電圧、安定した周波数が特徴です。



■ヤマハ発電機ラインナップ


ポータブルタイプ

ET600 ET800 EF800

ET600 ¥66,000

ET800 ¥86,000

EF800 \96,000

EF600S EF900S  

EF600S \84,000

EF900S \118,000

 

標準タイプ

EF1400 EF2300 EF4000

EF1400 \135,000

EF2300 \162,000

EF4000 \232,000

EF6000E EF6000TE EF2300S

EF6000E \378,000

EF6000TE \380,000

EF2300S \278,000

EF2300F    

EF2300SE \298,000

   

防音型ウェルダー

EFW150S    

EFW150S \490,000

   


メーカー希望小売価格

ヤマハ 携帯発電機「EF2500i」

198,000円(消費税を除く)


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