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ディーゼルエンジンを搭載した小型フィッシングボート ヤマハ 「FD-23X」 新発売

2000年09月20日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、ディーゼル船内外機を搭載した小型フィッシングボートのニューモデル、「FD-23X」を11月1日より新発売します。 「FD-23X」は、耐久性と燃費の良さで定評のあるディーゼルエンジンを搭載し、ランニングコストが低く、コストパフォーマンスの高いのが大きな特徴です。
 広い後部デッキと全周で釣りができるセミ・ウォークアラウンドのレイアウトを採用し、センターキャビン(カディ)は荷物の収納や小休止に使えるほか、マリントイレ(オプション)も設置できるので、ファミリーの釣りにも十分に対応します。

   *「FD-23X」は、ヤマハ発動機とヤンマーディーゼルの相互商品供給提携後、初めてのモデルです


FD-23X上
FD-23X下

ヤマハ 「FD-23X」

名称

ヤマハ 「FD-23X」

販売計画隻数

40隻/年間



商品の概要

 ボートフィッシングファンの間にはボートにディーゼルエンジンの搭載を要望する声が多くあります。ガソリン船外機に比較し、燃費が低く航続距離が長いため、年間、数多く釣行する釣り人に人気が高い仕様です。
 近年、高性能で軽量なディーゼルエンジンが増え、小型ボートに搭載される例も多くなりました。ニューモデル「FD-23X」はディーゼルエンジンの経済性・耐久性を小型フィッシングボートで実現したモデルです。
  使用目的は釣りを前提としており、エンジンは、釣りマニアの要求に十分に応えられる微速装置付き90馬力を搭載しました。広い後部デッキには大型のイケスを装備しています。デッキはセンターキャビン(カディ)の周囲で釣りができるセミ・ウォークアラウンドのレイアウトを採用しました。ドライバーズシートの下やデッキなど艇の各部に、物入れを豊富に備えています。
  センターキャビンもトイレやパッセンジャー用サブシート(いずれもオプション)が余裕をもって配置され、子供や女性を交えて楽しむファミリーボートとしての使い方にも対応しています。



「FD-23X」側面図、デッキレイアウト


デッキレイアウト左 デッキレイアウト右


FD-23X」の特徴

微速装置付きディーゼルエンジン搭載

 軽量・高性能・低燃費の90馬力ディーゼルエンジンを搭載しました。超低速運転が可能な微速装置がついており、流し釣りなどに威力を発揮します。


釣り機能にも十分に配慮

 セミ・ウォークアラウンドのレイアウトを採用し、デッキ全体で釣りを楽しむことが可能です。前部デッキと後部のエンジンハッチは釣り座として使えるようデザインされています。大型イケスを標準装備しました。


豊富な物入れ

 ドライバーズシート下や後部デッキには物入れを装備し、高い収納性を備えています。センターキャビンも釣り竿やバッグ、安全備品などを収納できる十分な容量 を持っています。


高度な走行性能と静止安定性

 「FD-23X」の船型は静止安定性と高速性能に優れたV型ハルです。プレーニングしやすく、軽快な走行性でファミリーでも使いやすい性能を確保しています。



「FD-23X」主要諸元


全長

7.05m

全幅

2.40m

全深さ

1.20m

完成質量

1,290kg

総トン数

5トン未満

最大搭載馬力

66.2kW(90馬力)

搭載機関

4JH3-HTZY1

燃料タンク容量

100リットル

定員

8名

航行区域

限定沿海



メーカー希望小売価格

FD-23X(90馬力ディーゼル船内外機1機搭載)

4,520,000円

*法定安全備品、消費税別


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