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ディーゼルエンジン搭載の外洋フィッシングボート ヤマハ 「UF-29 I/B」 新発売

2000年09月18日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、ディーゼルエンジンを搭載した外洋向けフィッシングボートのニューモデル、「UF-29I/B」を11月1日より新発売します。
「UF-29 I/B」は、外洋での乗り心地を重視した新設計の船型を採用し、風流れが少なく、流し釣りやルアーを使った釣りに効果 を発揮します。また、キャビンは大人3名が座れる広さがあり、走行性能や釣り機能を向上させるオプションも充実しています。
 搭載エンジンは新開発の230馬力ディーゼル船内機で、振動・騒音が少なく、長時間の釣行も快適に過ごすことができます。

 
*I/B:インボード仕様の意。エンジンが船内にあり、シャフトを介してプロペラを回転させる方式です。


UF-29I/B (1) UF-29I/B (2)

ヤマハ「UF-29 I/B」

名称

ヤマハ「UF-29 I/B」

販売計画隻数

75隻/年間



商品の概要

 「UF-29 I/B」は外洋で優れた走行性を発揮する29フィートの新型フィッシングボートで、このクラスでは余裕ある6気筒230馬力ディーゼルエンジンを搭載しました。また、簡易微速装置を標準で採用しました。
 船型は、ユーザーから高い評価を得ている「UF-26」をベースに新開発されたものです。波当たりが柔らかく、優れた凌波性を持っています。キールを持った船底形状のため風に横流れしにくい特徴を持ち、流し釣りなどの釣りにも適しています。デッキレイアウトは、近年盛んになってきたオフショア(外洋)でのルアーを使っての釣り(ルアーキャスティング)を考慮し、全周を釣り場として使うことのできるウォークアラウンド・スタイルを採用しました。
 釣り機能はマニアックな釣りにも対応する充実したもので、オプションも豊富に用意されています。



「UF‐29 I/B」側面図、デッキレイアウト、船内レイアウト


レイアウト(上)
レイアウト(中)
レイアウト(下)


「UF-29 I/B」の特徴

外洋向きの高性能な船型

 ユーザーから評価の高い「UF-26」をベースに新設計した船型は、このクラスとしては強めのV型船型を採用し、凌波性が高く外洋での乗り心地も良好です。また、船首が高く、波のある外洋での航行にも適しています。
  船底の形状とコーススタビライズド・キールの装備により風に流されにくく、ルアーキャスティングや流し釣りのときにはポイントにより長くとどまることができるので、快適に釣りを楽しめます。また、直進安定性にも優れています。


新型ディーゼルエンジンを搭載

 クラストップの低騒音・低振動を実現したヤマハ製新型マリンディーゼルエンジンSX421KM(6気筒230馬力)を搭載し、最大スピードは28ノット(約52km/h)を超えます。さらに、300リットルの大容量燃料タンク搭載により航続時間は5時間半に達するため、広い範囲で釣行することが可能です。
  また、プロペラ回転数をアイドリング時の回転数より下げることのできる簡易微速装置(微速リモコンレバーはオプション)を標準で装備し、流し釣り等にも対応しています。


余裕あるキャビンの広さ

 キャビンにはドライバー、パッセンジャー3名が座る余裕があり、個室トイレと仮眠用のバウバース(船首部のベッド)がレイアウトされており、長時間の釣行も楽に行なうことができます。また、艇体には大容量の物入れが各所に装備され高い収納性を持っています。


マニアックな釣りにも対応する機能性

 後部デッキで操船することができるアフトコンソールボックスや流し釣りなどの時に船首を風位に向けるためのスパンカーなど、豊富な釣り用オプションが用意されています。ガンネル(舷縁部分)は後艤装しやすいフルオープンガンネルとしました。
大型イケスを標準装備したほか、大型航海計器3基が取りつけ可能なダッシュパネル、年間を通じて釣りを行うマニアの装備も収納できる豊富な物入れスペースなど、十分な釣り機能を備えています。



「UF‐29 I/B」主要諸元


全長

9.55m

全幅

3.00m

全深さ

1.64m

完成質量

2,630kg

総トン数

5トン未満

搭載エンジン

SX421KMディーゼル船内機

最大搭載出力(kW/ps)

169kW/230ps

燃料タンク容量

300リットル

定員

9名

航行区域

限定沿海



メーカー希望小売価格

UF-29 I/B (230馬力ディーゼル1基搭載)
本州・四国・九州価格
北海道価格


9,990,000円
10,300,000円

*法定安全備品別、消費税別


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