本文へ進みます

安定性と凌波性に優れた新世代フィッシングボート ヤマハ「Tackle」 新発売

2000年09月05日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、安定性と凌波性に優れた船型を持ち、広く動きやすいレイアウトを備えたフィッシングボート、「Tackle」(UF-24 O/B、24 O/B EX)を10月1日より新発売します。
 「Tackle」は、日本の海況、釣りスタイル、保管環境に適合した多用途フィッシングボートとして定評のある2つの先行モデル「Tackle 23、25」を統合進化させ、「機動性」と「機能性」を格段に向上させた“新世代タックル”と呼べるニューモデルです。


Tackle

ヤマハ「Tackle」

名称

ヤマハ「Tackle」

販売計画隻数

220隻/年間



商品の概要

 日本の海況に適合した釣りボートとして定番になった感のある「ヤマハ・タックル」シリーズ。釣り機能を優先し、カディ(小キャビン)を兼ねたセンターコンソール・タイプのレイアウトが釣り人の強い支持を得てきました。
 「Tackle」はタックルシリーズの中核となる2つのモデル、「タックル23」と「タックル25」を統合した後継のニューモデルで、“新世代タックル”として安定性と凌波性を高い次元で実現する船型を採用しました。
 釣り機能としては広いアフトデッキ、バウ(船首部)とスターン(船尾部)の釣り座、大型イケス、機能的なダッシュパネルを標準装備とし、本格的な釣りにも対応する仕様となっています。
 また、艇体各所には豊富に物入れを備え、カディ内は個室トイレやドライバーズシート、パッセンジャー用サブシート(いずれもオプション)が設置可能で、子供や女性を交えて楽しむファミリーボートとしての使い方にも対応しています。  
  エンジン(船外機1基)は115馬力~150馬力の範囲でユーザーが選択できる設定としました。



「Tackle」の側面図とデッキレイアウト


Tackle側面
Tackleデッキレイアウト


「Tackle」の特徴

フルオープンドアを採用

 「Tackle EX」では、「24 Siesta」で好評を得ているフルオープンドアを採用しました。これによりデッキとキャビンの一体感が高く、ドア無しと同等の動きやすく行動範囲の広い空間と開放感が得られます。ドア付きの「EX」仕様とドア無しの仕様を設定し、ユーザーの用途や好みに対応しました。


ボリュームある艇体と大容量の物入れ

 「Tackle」はキャビン内の床面積、デッキ面積ともクラス最大で、艇上での行動範囲が広く、非常に動きやすくなっています。また、物入れの数は12ヶ所(EX)に設定し、高い収納性を備えています。


高度な走行性能と静止安定性

 「Tackle」の船底はヤマハ独自の幅広な船型で、静止安定性と高速性能を両立させる高性能なデザインです。また、船首まで伸びたハイチャイン(*)が走行時の波当たりをソフトにしているため乗り心地が良く、釣り中心に使ってもファミリーで楽しんでも乗りやすい性格のボートとなっています。
 150馬力船外機を搭載した場合、最高スピードは33ノット(約61km/h)で、200リットルの大型燃料タンクの採用により、約5時間(巡航スピード)の走行が可能です。
*:チャインは船底両端のコーナーのこと。「Tackle」では船首部でチャインを高く上げるデザインを採り入れています。


本格的な釣りにも対応

 本格的な釣り艤装を考慮して予備補強が適所に配置され、船首のみならず船尾にもウィンドラス(アンカー巻き上げ用ウインチ)を取りつけるためのスペースを確保しています。
 また、補助船外機が取りつけやすい設計で、主機を停止しての流し釣りなど、本格的な釣りにも対応できるボートになっています。



「Tackle」(UF-24 O/B、24 O/B EX)主要諸元


全長

7.88m(バウスプリット含む)

全幅

2.63m

全深さ

1.41m

完成質量

1,568kg(EX仕様)、1,557kg

総トン数

5トン未満

推奨馬力

115~150馬力

搭載機関

F115、140CE、Z150など

燃料タンク容量

200リットル

定員

10名

航行区域

限定沿海

* 完成質量はZ150船外機搭載時



メーカー希望小売価格

Tackle EX
Tackle

4,490,500円(140馬力船外機搭載の場合)
4,082,500円(140馬力船外機搭載の場合)

(エンジンは115~150馬力船外機から選択可能)
※いずれも、法定安全備品別、消費税別


ページ
先頭へ