本文へ進みます

人気のフィッシングボートにZ200船外機を搭載 ヤマハ「UF-26 O/B」 新発売

2000年08月31日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、優れた基本性能を持つ艇体にHPDI 200馬力船外機Z200Nを搭載した本格派フィッシングボート、「UF-26O/B*」を10月1日より新発売します。
 「UF-26 O/B」は外洋で十分な耐航性を発揮し、静止時には風流れしにくく揺れも少ない船型を持ち、快適に釣りを楽しめます。広いデッキスペースのほか、風波を防ぐキャビンの内部には個室トイレや豊富な物入れ、仮眠スペースがあり、長時間の釣行に対応する設備を備えています。
 「UF-26 O/B」は2ストローク高圧直噴船外機Z200パッケージ仕様のほか、艇単体モデルも用意し、ユーザーの選択の幅を広げています。
*O/B:アウトボード仕様の意。推進機関として船外機を搭載するタイプです。


UF-26 O/B

ヤマハ「UF-26 O/B」

名称

ヤマハ「UF-26 O/B」

販売計画隻数

90隻/初年度



市場背景と商品の概要

 「UF-26 O/B」は、船外機仕様のボートでより遠くへ、より外洋へ釣りに出て良い釣果 を得たいというユーザーの要望に応えて開発されました。ベースとなっているのは、'99年ニューモデルのディーゼルフィッシングボート「UF-26S/D」です。同モデルは、1, スピード・凌波性・静止安定性・風流れ特性といった基本性能に優れ 2, ボートの全周で釣りが出来る広いデッキレイアウトと 3, 余裕のあるキャビンを持ち、4, 各所に収納性の高い物入れがあること。また、5, 釣り機能に直結した豊富なオプション類が用意されていることで高い評価を得ました。
  「UF-26 O/B」は、基本的にこのデザインを受け継ぐとともに、水線長を0.15m伸ばし、さらに性能・乗り心地を高めています。また、燃料タンク容量を50リットル増加し、船外機艇としての航続時間(距離)を大きく延長しました。

 

●「UF-26 O/B」側面図とデッキレイアウト、キャビンレイアウト


レイアウト1
レイアウト2


「UF-26 O/B」の特徴

凌波性に優れ、風流れに強い船体型状

 V型船型を採用した「UF-26 O/B」の船体は凌波性に優れ、外洋で高い耐航性を発揮します。Z200Nとのマッチングにより、最高スピードは35ノット(約65km/h)に達しています。
 さらに、船底中央に設けたコーススタビライズドキールにより静止時は風に流されにくく、走行時には良好な保針性を発揮します。また、チャインに設置したビルジキール(オプション)が波などによる横揺れを効果 的に減衰させるので、走行時も停止時も快適に乗ることができます。


V字ハル ビルジキール

「UF-26 O/B」のV型ハルとコーススタビライズドキール(左)、ビルジキール(右)


高い釣り機能性と安全性

 「UF-26 O/B」のアフトデッキはこのクラスとして最大の広さを確保しているため大変に釣りやすく、キャビン周囲も全周で釣りが可能です。アフトデッキにはイケスのほか、両サイドに長尺物入れ(2ヵ所)が設置されています。またスターン(艇後部)のアンカー巻き上げ用ウインチやロッドホルダーなど、釣り機能を向上させるためのオプションも豊富に用意されています。
 さらに、バッテリーをエンジン始動用とアクセサリー用の2個搭載し、「2系統充電」を標準装備としました。魚探や、GPS、アンカーウインチ等、電力を大量に消費してもエンジン始動の確実性を高め、安全にも配慮しました。


余裕のあるキャビン

 「UF-26 O/B」のキャビンは、このサイズのボートとしては非常に余裕があります。キャビン内には個室のトイレルーム、180cmサイズの大人が横になって休むことのできるバース(ベッド)が標準設定され、ドライバーズシートが標準装備になっているほか、オプションで乗船者用の収納式ベンチシートを設置することができます。 また、キャビン内部の床下にはアンダーロッカーを標準装備し、収納性を高めています。



「UF-26 O/B」主要諸元(Z200N船外機パッケージモデル)


全長

8.61m

全幅

2.70m

全深さ

1.38m

艇体質量

1,450kg

総トン数

5トン未満

エンジン

HPDI船外機Z200N(200ps)

燃料タンク容量

250リットル

定員

10名

航行区域

限定沿海



メーカー希望小売価格

UF-26 O/B Z200(200馬力船外機Z200N 1基搭載)
UF-26 O/B 艇体のみ(エンジンは150_200馬力の範囲で選択可能)

5,764,000円
4,385,000円

※いずれも、法定安全備品別、消費税別


ページ
先頭へ