ヤマハ発動機(株)のベトナムにおける二輪車の製造・販売合弁会社であるヤマハモーターベトナム(Yamaha
Motor Vietnam Co., Ltd./竹田隆彦社長、所在地:ハノイ市ソクソン区)は、1999年12月3日のグランドオープニング式の席上、ハノイ市ソクソン区に対する幼稚園の寄贈を発表しましたが、このほど建設が完了し、ベトナムでの「世界子供の日」にあたる6月1日、現地にて幼稚園の引き渡し式を行ないました。
引き渡し式では、ソクソン区政府から多数の関係者が参集するなか、ヤマハモーターベトナムの竹田社長が挨拶を行ない、ソクソン区人民委員会のグエン・バン・ラム副委員長(Nguyen
Van Lam, Vice President)から謝辞が述べられたのち、代表によるテープカットが行われました。
挨拶の中で竹田社長は「当社は製品を通じた感動の創造を目指すだけではなく、地域社会への貢献も行なう中で、良き市民としての役割を果たして行きたい。」と述べました。また、グエン・バン・ラム副委員長は「教育は地域のみならず社会全体にとって非常に大事。幼稚園が不足している現状があり、ヤマハモーターベトナムからの寄贈に心から感謝したい。」と述べました。
今回寄贈された幼稚園は、「ビン・アン(Binh An)幼稚園」と命名され、敷地面積 1,200
㎡、建物は平屋煉瓦造りで総床面積 260㎡、 3つの教室から構成されているほか、ヤマハ発動機製のFRPプールが併設されています。
なお、幼稚園は新入園児約80名を受け入れ、6月2日より開園される予定です。
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