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コンパクト化を徹底追求、全機種アブソ方式を採用してなお価格ダウン ヤマハ直交型ロボット「XY-Xシリーズ」新発売

2000年05月24日発表

 ヤマハ発動機(株)の社内カンパニーである「IMカンパニー」(プレジデント:戸上常司、所在地:静岡県浜松市)は、生産・作業現場での省力化や自動化に活躍する直交型ロボット「XYシリーズ」をフルモデルチェンジした「XY-Xシリーズ」を6月1日より発売します。
 この新型「XY-Xシリーズ」は、新たに小型2機種をラインアップに加えた全7機種で、縦・横・高さの全てを極限までコンパクト化し、耐環境性に優れたレゾルバ式アブソ機能を標準装備したにもかかわらず、平均4%の価格ダウンを達成しました。


ヤマハ直交型ロボット「XY-Xシリーズ」

名称

ヤマハ直交型ロボット「XY-Xシリーズ」

発売日

2000年6月8日

初年度販売計画

3000台 



商品の概要

 「小さい」「安い」「使い易い」「故障しない」「メンテし易い」をキーコンセプトとして、21世紀直交型ロボットの業界標準を目指して新型ロボットを開発しました。
 市販サーボモータを使わずモータ部を新設計しボールネジとモータシャフトを一体化することで、大幅な全長短縮とコストダウンの両方を図りました。また万が一モータ部が故障してもモータ部のみ交換できる構造にし、他社にはないメンテし易さを実現しました。
 ボールネジ仕様小型2機種の追加ラインアップ、配線ボックス・ケーブルキャリアの位置見直しで全高を低く抑えるなど、全長短縮と共に徹底したコンパクト設計を行うことで、ロボット設備の小型化、価格ダウンに貢献できるように配慮しました。
 さらに、位置検出器として光学式エンコーダの替りに耐環境性に優れる絶対角度検出器であるレゾルバを採用することで、温度・衝撃・振動・ノイズなどの耐環境性能を強化し、完全原点復帰レスのアブソリュート位置検出機能を標準装備しました。
 ベルト仕様では、2mから3mへストロークを延長すると同時に最高速度の50%アップを達成しました。



主な特長

小型化

 ボールネジ仕様の可搬質量4.5kg、12kgの小型2機種をラインアップに追加しました。全長を短縮するため、サーボモータを構成するモータ、位置検出器、ベアリング、シャフト、モータケースをロボットの一構成部品として見直した再設計を行い、ボールネジとモータシャフトの一体化、カップリングレス、ベアリングを減らすことで、現行機種より100mm以上全長を短縮しました。配線ボックスおよびケーブルキャリアを工夫して配置することで、全高を低く抑えるとともに動作時にケーブルキャリアが軸端から飛び出さないように配慮しました。


設備の垂直立上げに貢献する完全原点復帰レス機能を標準装備

 一回転内の絶対角度検出が可能なレゾルバを採用することで、低価格で原点復帰レス機能を標準装備しました。電源を入り切りする度に行わなければならなかった煩わしい原点復帰動作を行うことなく、電源を入れて即座に設備を稼働することができる。


優れた耐環境性

 ロボットの部品として最も耐環境性能の低い位置検出器に、モータと同じ簡単で堅牢な構造を持つレゾルバを採用しました。従来の位置検出器の光学式エンコーダと比較して、レゾルバは温度範囲-10℃~80℃に対し-55℃~155℃、振動で5Gに対し20G、衝撃で30Gに対し100G、と格段の優位性を示しています。


低価格

 モータ部の再設計を行うことによる部品点数の削減で、現行機種比平均4%の価格ダウンを達成しました。また今回追加の小型2機種では、これまでボールネジ仕様直交ロボットの最小機種であるSXYtに対し、FXYXで-10%、TXYXで-27%の価格ダウンとなります。


性能向上

 フレーム剛性アップとモータの高容量化で、可搬質量をSXYXで15kgを20kgに、MXYXで20kgから30kgに、HXYXで30kgから40kgに、それぞれ従来機種からアップした。また、モータの高回転化、高容量化、コントローラの高性能化で、サイクルタイムでも従来機種比で10%以上短縮することができました。


現地メンテナンスも可能

 万一故障しても、モータなどロボット本体の部品が現地で交換できる設計を行い、平均ダウン時間(MDT)を極力短くできるよう配慮しました。


互換性

 現行機種とロボット取付穴位置を同じにして、現行機種からの載せ替えを可能にしました。
(SXYX,MXYX,HXYXの3機種)また専用コントローラDRCXにおいても、マルチタスク機能などの豊富な機能、ロボット言語などの使い易さは現行機種DRCHシリーズと同等であり、プログラミング装置などの周辺機器の互換性も維持しました。



主な用途

 パソコンや携帯型機器などの小型精密機械部品、自動車用部品、基板実装用の電子部品など各種部品の組立、加工、挿入、取出し、移載、箱詰などの作業に幅広く利用できます。



仕様諸元







メーカー希望小売価格

ヤマハ直交型ロボット「XY-Xシリーズ」代表機種
「TXYX-0505」セット価格
「FXYX-1515」 セット価格
「SXYX-1515」 セット価格
「MXYX-2515」 セット価格
「HXYX-2525」 セット価格


560,000円
690,000円
730,000円
840,000円
1,007,000円

消費税は含まず
※セット価格とは、ロボット本体に専用コントローラ(DRCX)、ロボットケーブルが付属されたものです。


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