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「第9回世界水泳選手権大会福岡2001」の特設プール 「水夢21」の生産開始について

2000年04月13日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、本日、2001年に福岡市で開催される「第9回世界水泳選手権大会福岡2001」(於・マリンメッセ福岡[福岡市博多区])において使用するFRP製競泳用プール「水夢21」の生産を開始します。

 世界水泳選手権に使用する50メートルのメインプールにFRP製の特設プールが採用されたのは世界で初めてで、これは、当社のFRPプールの商品や技術力の信頼性が評価されたものです。
 FRPプールは、工場生産によってユニット化できるため、工期が早く、メンテナンスが楽で経費負担が軽減できるなどの特長があります。

 今回生産を開始するプールは、「第9回世界水泳選手権大会福岡2001」のメイン競技場となる「マリンメッセ福岡」の施設内部に建設する、競泳およびシンクロナイズドスイミング用の国際公認仕様のメインプール(長さ50m×幅25m×深さ3m)と、施設外部に建設するウォームアッププール(長さ50m×幅20m×深さ2m)です。

 今後、メインおよびウォームアップ、両プールのプールサイドなどを生産し、大会開催に先立つ、練習開始日前2週間で屋内の会場に設営し、大会閉会翌日から1週間で撤去します。




生産・建設スケジュール


2000年

4月13日

特設プール生産開始

2001年

3月

特設プール生産完了

 

6月27日

メインプール設営開始

 

7月10日 

メインプール設営完了

 

7月17日~29日

第9回世界水泳選手権大会期間

 

7月30日

撤去開始

 

8月 5日

撤去完了



ご参考
プール事業部 取り扱い商品

プラス・セラミック・プール

 ホテルやフィットネスクラブを中心に、現在タイル張りの高級感あふれるプールの需要が高まっています。しかし、FRPプールはタイル張りが出来ないというのがこれまでの常識でした。当社では特殊な接着剤の開発とFRPグレードの向上によってこの常識を覆し、タイル張りの高級FRPプール「プラス・セラミック・プール」を開発しました。


リニューアル・プール

 既存のコンクリートプールが老朽化した場合はFRPパネルを貼る事により、低コストで新しいFRPプールに造り替えることができます。当社では、この分野を今後有望なマーケットとみております。


緊急用給水システム

 プール本体と一体型の緊急用給水システムを開発、販売しています。新設プールに セットして、また既存プールにも追加工事で設置できるシステムです。災害時の救援に役立つシステムです。


プール周辺設備

 「高機能シャワーユニット」や、プールサイドに設置し通常はベンチとして使用可能な「コースロープ収納ボックス」、同じく確実に日陰をつくる「プールサイドシェルター」など、プール施設に不可欠な備品、機具類を製品化してきました。また、施設のスペースを有効に活用できるコンパクトなスイミングプール用のろ過機「ヤマハプールサイドインろ過機」を発売。99年10月には泳者の映像の撮影や、監視機能をもつ「水中モニターシステム」を発売いたしました。


排水処理装置

 微生物を利用した、コンパクトで、管理・メンテナンスの楽な、高性能排水処理装置「PAVゲル担体流動床排水処理システム」を新しい排水処理装置として、食品関連工場などを主な対象として発売しました。

 

<生産工場>

 

ヤマハ発動機(株)新居工場 静岡県浜名郡新居町


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