ヤマハ発動機株式会社プール事業部では2月15日、学校やスポーツ施設などを対象とした「スクールプール」の出荷台数が4000基に達しました。
これは1974年3月に国内初のオールFRPプール「ファミリープール」を出荷して以来26年で実現したもので、スクールプールは事業開始18年目の1992年に出荷2000基を達成、その後8年で2000基を納入し、本日出荷累計4000基を達成しました。
当社では、国内初のFRPボートの量産をスタートして40年、FRPを様々な製品の素材として応用してきました。
プールに求められる新しい機能の開発、1999年8月に環境ISO14001を取得した国内最大の自社工場による厳しい規格をクリアした生産体制、さらにプール製造25年以上に及ぶ実績とノウハウの蓄積により、プランニングから設計・施工、メンテナンスにいたるまで、プール環境をトータルにクリエイトしています。
プールの素材としては、コンクリート、ステンレス、アルミ、鋼板、およびFRPがあり、これらを複合的に組み合わせて作る場合もあります。
FRPプールには、
1、工場生産によってユニット化できるため、工期が早い。
2、メンテナンスが楽で、経費負担が削減できる。
などの特徴があります。
学校やスポーツ施設などが対象の「スクールシリーズ」は年間約700基の市場規模であり、当社は年間約250基を納入しています。ヤマハプールは「スクールシリーズ」のほか、幼稚園や保育園を対象とした「幼児用プールシリーズ」、ウォーターパークなどに設置する「ウォーターアミューズメントシリーズ」、ホテルやリゾート施設、フィットネスクラブなどの「アメニティシリーズ」などのプールを製造・販売し、これまでに総計で20000基を納入。人々の健康づくりとスポーツをはじめ、豊かな余暇時間の創造に寄与しています。
2001年に福岡市で開催される「第9回 世界水泳選手権大会福岡2001」の50メートル特設メインプールに、当社のFRPプールが世界で初めて採用されました。これは、ヤマハFRPプールの商品を含めた技術力への高い信頼性が評価されたものです。
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