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視界360度。見たいポジションを高速キャッチ 「水中モニターシステム」新発売

1999年11月03日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、水中での泳者の映像を撮影、また水中の監視機能も備えた「水中モニターシステム」を10月より発売致します。
 当社プール事業部では、FRPプール本体の販売とともに、シャワーユニット、コースロープBOX、プールサイドシェルター、緊急用給水システム、緊急遮断弁、プールサイドインろ過システムなど、主にプール廻りの周辺商品を開発、プール環境の向上に努めてきましたが、今回の商品は映像機器という新たな領域への展開になります。
 「水中モニターシステム」は、日本ビクター(株)が日本水泳連盟とともに共同開発をすすめてきた商品で、当社はその総販売元として全国的なプール販売網を生かし拡販していきます。


ヤマハ「水中モニターシステム」



市場背景と商品概要

 効果的な泳法指導をするためには、泳者の水中動作チェックが欠かせません。スイマー育成の上で決定的に重要なポイントになります。
 従来、水中動作をチェックするには、プール本体に水中窓を取付ける、あるいは人間が潜水して撮影するなど、いずれも困難でコストのかかる方法が一般的でした。もっと手軽に、そして低コストで利用できるシステムが水泳関係者の強い要望であり、そうした商品の出現が待望されていました。
 今回新発売する「水中モニターシステム」は簡単な操作で高度な機能を発揮し、手軽に利用できる指導用器材として、また安全確保のための監視装置として、さらには水族館などの水中生物の観察に活用できる画期的な商品です。



システムの特徴

回転台・ズームレンズ内臓の小型ドーム型カメラで360度をフルカバー

・水平方向360度エンドレス回転機構を搭載
・水平回転速度240°/秒、垂直回転速度120°/秒
・高速2秒の16倍(陸上値)ズームレンズを採用し、ワイドな視野から適正画角まで鮮明な画像が得られます


簡単操作のコンパクトリモコンを採用、9ヶ所のプリセットポジションを高速キャッチ

・9ヶ所の撮影ポジションをあらかじめ設定することが可能
・見たいポジションを高速でキャッチ
・設定ポジションを一定時間で移動するプリセットシーケンス機能も搭載


モニター部とカメラ部は専用ケーブル1本でシンプル接続

・面倒な接続作業は不要、オーディオ感覚で簡単接続


VTRに記録し、様々な動作解析が可能

・撮影した映像をVTRに記録、ビデオデッキ等の機能を使うことで動作解析が可能


ヤマハ水中モニターシステム例



メーカー希望小売価格

ヤマハ「水中モニターシステム」

2,800,000円(消費税別)


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