高い居住性と操船しやすいフライブリッジを備えたファミリークルーザー　ヤマハ「ＣＲ-２８ ＦＢ」新発売

　ヤマハ発動機株式会社では、ファミリー向けフライブリッジクルーザーの新しいエントリーモデル、「CR-28 FB」を10月1日より新発売いたします。
　｢CR-28 FB」の運転席はフライブリッジ（キャビン上部の2階部分）の１ステーションを標準仕様とし、キャビン内にこのクラス最大の居住空間を実現しました。
　エンジンはディーゼル船内外機1基掛けで推進機にTRPドライブを採用し、小回りの効く操船性を確保。“ロー＆ワイド”をキーワードとした斬新な外観デザイン、開放感いっぱいのインテリアデザインとともに、扱いやすいフライブリッジモデルとして魅力あるファミリークルーザーとなっています。

ヤマハ「CR-28 FB」

　「CR-28 FB」は、キャビンの居住性を向上させるため運転席をフライブリッジの1ステーションのみとし（工場オプションとして、ロアステーション＝キャビン内運転席の設定も可能です）、効率的なレイアウトによりキャビンでは大人6名が団欒でき、このクラス最大の居住空間となっています。
　エンジンはディーゼル船内外機の1基掛けとし、1ステーションとあいまって、コストパフォーマンスの高いフライブリッジクルーザーを実現しました。フライブリッジからの高い視認性により操船もしやすく、ファミリー指向のエントリーモデルとして最適のフライブリッジクルーザーとなっています。

　「CR-28 FB」の艇体には、凌波性と走行・静止時の安定性という相反する要素を高いレベルで両立させるハイチャインV船型を採用しました。240馬力のヤマハマリンディーゼルエンジンSX420KSHとのマッチングも良く、最高スピードは31ノット強（軽荷）と十分な値を記録しています。
　「CR-28 FB」の外観はその高性能にふさわしく、"ロー＆ワイド"を基調とした斬新でボリューム感あるフォルムを採用。トランサムステップ（船尾の乗降板）の形状と特徴あるフライブリッジピラーが目新しさを表しています。

　「CR-28 FB」に採用したヤマハTRP（ツインローテーションプロペラ）ドライブは振
動・騒音が少なく、快適な走行感が得られます。また、反転するプロペラが互いにトルクを打ち消すため推進力に無駄が無いうえ、1基掛けエンジンでも操船性が高く、小人数の場合でも離着岸等が楽に行なえ、ファミリー向きのボートとなっています。

　フライブリッジは大人3名が余裕を持って座れるレイアウトです。工場オプションと
して用意されている専用エンクロージャー（覆い）を装着すれば、雨や寒さが緩和され、快適な操船を楽しめます。

　クラス最大の広さを持つメインサロンのインテリア素材にはチーク材のトリムを採用し、落ちついた雰囲気で大人6名が団欒できるスペースとしました。
　　前部キャビンのバース（寝台）とサロンのL字型ソファを合わせ、大人4名分の宿泊スペースが確保されています。
　　独立したトイレルーム、使いやすいギャレーを装備し、ファミリーでの長時間滞在に　対応する居住性を持っています。