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エンジン細部の熟成及びアルミ製リアフレームの採用で戦闘力を一段と向上 2000年モデルのヤマハモトクロッサー YZシリーズ 及びキッズ向けプレイバイクPWシリーズ発売について

1999年06月13日発表

 ヤマハ発動機(株)は、水冷2サイクルエンジン搭載のヤマハモトクロッサーシリーズ「YZ250」「YZ125」について、エンジン性能の向上、操作性向上、戦闘力アップを図った2000年モデルを設定し発売します。さらに、「YZ80/80LW」については、カラーリングを変更し、2000年モデルとして発売します。
 また、YZ気分を手軽に楽しめるキッズ向けオフ入門プレイバイク、「PW50」「PW80」は、2000年モデルYZにあわせてカラーリングを変更して発売する。なお、YZ80、YZ80LW、PW50、PW80の仕様諸元は従来通りです。


2000年 ヤマハモトクロッサー「YZ250」

名称

「YZ125」 「YZ250」
「YZ80」 「YZ80LW」
「PW50」 「PW80」

発売日

「YZ125」 「YZ250」:9月10日
「YZ80」 「YZ80LW」:8月20日
「PW50」 「PW80」:7月12日



2000年モデル ヤマハモトクロッサー「YZ250」

商品の概要

 2000年モデルの「YZ250」は、'99モデルで全面新設計エンジンを採用した「YZ250」をベースに、トップクラスの競争力、戦闘力を一層高め、熟成を図ったモデルです。


主な変更点と特徴

PWK38mmキャブレターの採用
 '99モデルで全面新設計を図った水冷2サイクル・ピストンリードバルブエンジンをベースに、一層の熟成を図った。①TPS連動型パワージェット付きケーヒンφ38mmPWKキャブレター(従来はPWM38)の新採用、②新作軽量ピストンピンの採用、③3DマップCD1ユニットの採用(従来は2D)などの相乗効果によって、中高速域でのレスポンス向上を図りました。

クラッチ関連の改善
 プレッシャープレートの新作、クラッチスプリングの見直し、ハンドル側レバー形状の見直し等により操作フィーリングの向上を図りました。

フレームの軽量化
 フレームは、基本設計を継承しながらも、メインフレームの一部をより優れた特性をもつ高張力素材に変更。またリアフレーム部については従来のスチール製丸パイプから、軽量アルミ合金製の角型タイプに変更、フレーム後端高を従来モデル比較で10mm低く設計しました。
 上記の効果により、軽量化の促進、ライディングポジションの自由度を拡大しました。

前後サスペンションの仕様変更
 フロントサスペンションは、①アルミ(ピストン)ロッドの採用(従来はスチール)②低フリクションダストシールの採用、③低フリクションアウターチューブの採用などで性能向上を図りました。またアンダーブラケットについては、アウターチューブ、クランプ幅のアップ、及び断面形状の見直しを行い、剛性アップを図りました。これらの効果が、コーナリング性能の向上とギャップ走破性向上を実現しました。

リアサスペンション性能の向上
 リアサスペンションのシリンダー、ピストンベアリングにアルミ材を採用しました。またダンパーの伸圧独立減衰力調整機構は、圧側に高速・低速独立アジャスターを設けて、セッティングの容易化を図りました。

その他の変更
 ①クラッチレバー形状の変更、②クラッチレバーホルダー部にクイック・アジャスト機構の採用、③新設計のフロントフェンダー、④新作ゼッケンプレートの採用、などを行いました。



2000年モデル ヤマハモトクロッサー「YZ125」

商品の概要

 2000年モデルの「YZ125」は、従来モデルの優れた特徴を推進しながら、より一層のパワーバンド確保等による戦闘力アップを図ったモデルです。


主な変更点と特徴

新作シリンダー(排気ポート変更)とYPVSバルブの変更
 余裕のあるパワーバンドを確保するために、排気ポート中部に膨らみをもつ新作シリンダーを採用しました。さらに、YPVSバルブは形状および全幅を変更(27mm→29.3mm)。これらにより、低・中速の力強さを増すと共に幅広いパワーバンドを実現させました。

ミッション、クラッチ系の改善
 ミッション系では、ドライブ軸のスプライン変更(六角タイプ→インボリュートタイプ)等によりシフト操作性の向上を図りました。またクラッチはプレッシャープレートの断面形状を変更、またハンドル側のレバー形状を変更し、操作性を向上させました。

フレームの軽量化
 リアフレーム部については従来のスチール製丸パイプから、軽量アルミ合金製の角型タイプに変更、フレーム後端高を従来モデル比較で10mm低く設計しました。これで軽量化の促進、ライディングポジションの自由度を拡大しました。

前後サスペンションの仕様変更(YZ250と同様)
 フロントサスペンションは、①アルミ(ピストン)ロッドの採用(従来はスチール)②低フリクションダストシールの採用、③低フリクションアウターチューブの採用などで性能向上を図りました。これらの効果が、コーナリング性能の向上とギャップ走破性向上を実現しました。

リアサスペンション性能の向上(YZ250と同様)
 リアサスペンションのシリンダー、ピストンベアリングにアルミ材を採用しました。またダンパーの伸圧独立減衰力調整機構は、圧側に高速・低速独立アジャスターを設けて、セッティングの容易化を図りました。

その他の変更
 ①クラッチレバー形状の変更、②クラッチレバーホルダー部にクイックアジャスト機構の採用、③新設計のフロントフェンダーの形状変更、④新作ゼッケンプレートを採用しました。


<YZ80およびYZ80LWについて>
 従来から好評の性能・仕様諸元等をそのままに、2000年モデルYZシリーズに共通の車体グラフィックを採用しました。尚、性能・仕様諸元、メーカー希望小売価格に変更はありません。

 

<PW50およびPW80について>
 従来から好評のKids向けプレイバイクPW50/80の2機種については、2000年モデルYZシリーズに合わせ、車体グラフィックを変更しました。尚、性能・仕様諸元、メーカー希望小売価格に変更はありません。








ヤマハモトクロッサー『YZ125』


ヤマハモトクロッサー『YZ80LW』

 


ヤマハモトクロッサー『YZ80』


『PW50』

 


『PW80』



メーカー希望小売価格

ヤマハモトクロッサー 「YZ250」
ヤマハモトクロッサー 「YZ125」
ヤマハモトクロッサー 「YZ80」
ヤマハモトクロッサー 「YZ80LW」
ヤマハプレイバイク 「PW50」
ヤマハプレイバイク 「PW80」

589,000円
479,000円
299,000円
319,000円
109,000円
159,000円


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