ヤマハ発動機(株)は、'98年のベストセラー(国内軽二輪)で、空冷4サイクルSOHC単気筒エンジン搭載のヤマハトレール「TW200E」についてカラーリングを変更した'99モデルを設定、'99年5月25日より発売します。尚、標準モデル「TW200」に変更は行ないません。
高いトラクションを誇る超ワイドタイヤ等の採用で、大地を駆けめぐる冒険心いっぱいの"アドベンチャートレール"として'87年登場の本モデルは、不整地路での走行性、快適な乗り心地、シンプルな車体、経済性などが支持され、12年にわたりロングセラーとなっています。
'96年以降は、「極太タイヤの迫力とスリムなボディのバランス」がヤングユーザーから注目され、「ストリートファッション系」と呼ばれる層から強い人気を集めています。個性的にカスタム化して楽しむ傾向も増加し、ファッショナブルにTW200を楽しむユーザーを「TWer(ティーダバー)」と呼ぶ造語もあります。特に、'98年に新登場した丸型ヘッドライトと小型フラッシャーランプを採用した「TW200E」が大変注目を集めています。
'97年は国内軽二輪市場で3位、オフロード車として単独1位となる約8,000台の販売数を記録。'98年は軽二輪トップとなる7,100台を販売しました。
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名称 |
ヤマハトレール『TW200E』 |
発売日 |
1999年5月25日 |
カラーリング |
・ディープパープリッシュレッドカクテル4(レッド)
・アルビアルゴールド(ゴールド)
・ブラック2(黒) |
販売計画 |
6,000台(年間・国内、シリーズ合計) |
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ヤマハトレール『TW200E』主要諸元※( )内は「TW200」 |
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型式/エンジン型式 |
2JL/2JL |
全長/全幅/全高 |
2,090mm×815mm×1,090mm(1,115mm) |
シート高 |
790mm |
軸間距離 |
1,330mm |
最低地上高 |
250mm |
乾燥重量/装備重量 |
118kg/126kg |
原動機種類 |
空冷4サイクルSOHC2バルブ |
気筒数配列 |
単気筒 |
総排気量 |
196cm3 |
内径×行程 |
67.0mm×55.7mm |
圧縮比 |
9.5:1 |
最高出力 |
16PS/7,500
r/min
11.8kW/7,500 r/min |
最大トルク |
1.6kgf・m/6,000
r/min
15.7N・m/6,000 r/min |
始動方式 |
セルキック併用式 |
潤滑方式 |
強制圧送ウエットサンプ |
エンジンオイル容量 |
1.3リットル |
燃料タンク容量 |
7.0リットル |
キャブレター形式 |
Y24P |
点火方式 |
CDI式 |
バッテリー種類 |
12V7AH/GM7CZ-3D |
1次減速比/2次減速比 |
3.318/3.214 |
クラッチ形式 |
湿式多板コイルスプリング |
変速機形式 |
常時噛合式前進5段リターン |
変速比 |
1速2.833 2速1.789 3速1.318
4速1.040 5速0.821 |
フレーム形式 |
ダイヤモンド |
キャスター/トレール |
26°30′/94mm |
タイヤサイズ (前/後) |
130/80-18 66P/180/80-14 778P |
ブレーキ形式 (前/後) |
ドラム/ドラム |
懸架方式 (前/後) |
テレスコピック/スイングアーム |
ヘッドライト |
35/36.5W(35/35W)ハロゲン |
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メーカー希望小売価格 |
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「TW200E」
「TW200」
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299,000円
299,000円 |
(一部地域を除く。地域希望小売価格の一例: 北海道は15,000円高、沖縄は9,000円高
)※価格には保険料、税金(含消費税)、届出に伴う諸費用は含まれません。 |
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