たっぷり積めて、安心、軽快に走行できる　ヤマハ『ニュー・パス　スーパーカーゴ』新発売

　ヤマハ発動機（株）は、フロント部のデザインを専用設計とすることで、荷物積載性と、積載時のハンドル安定性を向上させた「ニュー・パス　スーパーカーゴ」を、本体価格97,800円で4月14日より発売します。なお本モデルは、長距離のアシスト走行が可能なエコノミーモードをはじめ、「ニュー・パス」シリーズで好評の様々な快適装備も搭載しています。
　本モデルの発売により、ヤマハ「ニュー・パス」シリーズは、全9タイプ13車種のラインナップとなります。なお、本モデルはブリヂストンサイクル（株）との共同開発によるものです。

　これまでヤマハ＜PAS＞シリーズは、主に坂道や荷物積載時等における快適な走行性から人気を博してきましたが、ユーザー層の広がりとともに使用目的が多様化し、なかでも毎日の生活をいきいきと楽しむ30～40代の活動的な主婦層などから、より一層の積載能力を求める声が寄せられていました。今回新発売のヤマハ『ニュー・パス スーパーカーゴ』は、この声に応えるかたちで開発したモデルで、フロント部分のデザインを新たに設計です。ハンドルまわりを積載性に優れた形状にするとともに、バスケットの重心位置をハンドルポスト上にすることで荷物積載時の走行安定性を高めています。またフロントタイヤには、リアよりもひとまわり小さい24インチサイズを採用し積載位置を低くすることにより、優れた使い勝手を実現しました。さらに、ハンドルの切れ込みなどを低減する「ハンドルバランサー」や立てやすいと好評の「かるっこスタンド」を装備し、停止時の使いやすさにも十分に配慮しています。

　ヤマハ発動機（株）では、高い積載能力と快適な走行性、スタイリッシュな外観を両立した本モデルを登場させることによって、活動的な主婦たちのライフスタイルを充実させるだけでなく、銀行や保険等の外交員や在宅介護員、ケータリングやデリバリー等、より多岐に渡るビジネスユースに、これまで以上に対応できるものと考えています。

　新開発のスペースアップハンドルではバスケットの重心位置をハンドルポスト中央に設計。これによって荷物積載時における抜群の走行安定性を実現しました。さらに電動自転車としては最大容量の28L樹脂バスケットは、間口幅445mm×奥行350mmのサイズを確保し、大きな荷物の出し入れも容易に行うことができます。また、フロントタイヤにはリアよりもひとまわり小さい24インチサイズを採用し、より低い位置で荷物の積み降ろしが行えるように配慮しています。

　 新開発のハンドルバランサーを採用し、大型フロントバスケットに多くの荷物や重量物を積載したまま停止した際に、ハンドルがふらついたり、Uターンの際にハンドルが切れ込むのを低減させています。

　 「ニュー・パス/ニュー・パスDX/ニュー・パス MHスーパー」に採用され好評の、バッテリー残量ランプと一体化した手元キーレススイッチを採用。ハンドルグリップ付近の適切な位置にレイアウトすることで、アシスト走行の入切だけでなく、「標準モード」と「エコノミーモード」の切り替えがハンドルを握ったまま簡単に行えるとともに、バッテリー残量ランプの視認性も一層向上させています。なおバッテリー残量ランプは3灯5段階表示とし、より細かなバッテリー残量の把握ができます。

　 重い荷物を載せたままでも簡単に立てられ、立てた際の安定性が高い「かるっこスタンド」を標準装備。買い物など重量物を積載する際の使いやすさを向上させるとともに、坂道での高い使用頻度にも配慮した。またオートロック方式で高い安定性を発揮するよう配慮しました。

　 「ニュー・パス/ニュー・パスDX/ニュー・パス MHスーパー」に搭載され好評のエコノミーモード付ドライブユニットを採用。これにより常時エコノミーモード使用時はアシスト航続距離が、40kmから60km（平坦路、当社従来比、ニュー・パス/ニュー・パスDX 26インチモデル）に伸長しました。
　この「エコノミーモード」は、平坦路や緩い坂道等を走行するといったアシスト力が比較的小さな時に、バッテリーの使用電流を節約するもので、常時エコノミーモード使用の場合は、アシスト電流が全域で通常の50％となります。また坂道や重い荷物を積載して走行するといったアシスト力を多く必要とする際には、通常のアシスト力でより楽に漕げる「標準モード」で走行するというように、走る条件に応じてユーザー自身が自由にアシストモードを選ぶことができます。

ヤマハ『ニュー・パス スーパーカーゴ』

※ヤマハパターンで走行した場合。
バッテリー新品、常温25℃、車載重量（乗員および荷物を合計した重量）56kg、無灯火。
ヤマハパターン：3kmの平坦地の途中に勾配2度の登り坂（1km）と下り坂（1km）を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路（速）15km／h、登り坂（平）10km／h、下り坂（速）20km／hで走行した時のテストデータ。