プレジャー感覚の船体デザインと充分な釣り機能を備えた ヤマハ『UF-21 カディ』新発売 1999年03月01日発表 ヤマハ発動機株式会社では、釣り機能を優先したデザインで人気を集めるUFシリーズのニューモデル「UF-21 カディ」を、5月1日より発売開始いたします。 「UF-21 カディ」は新デザインの船体型状を採用し、21フィートクラスでは最大の船幅を持ち、居住性、利便性、安全性などにいっそうの配慮をしたフィッシングボートです。標準仕様とハードトップの2タイプを設定したほか、セットエンジンも2機種を用意し、計4バリエーションで、ユーザーの選択の幅を広げています。 ヤマハ「UF-21 カディ HT」 販売計画数 440隻/初年度 商品の概要 「UF-21 カディ」は、全幅をこのクラス最大の2.16メートルとし、カディを船体中央に配置したデッキレイアウトで、両サイドの通路幅を27センチ確保しました。スピードや静止安定性はもとより、魚を取り込み易い高さに配慮した乾舷など、フィッシングボートの基本性能は好評のUFシリーズのコンセプトを継承しています。 大人が横になって仮眠できるスペースのあるカディを備え、また、購入後の艤装に考慮した船体構造としています。 商品の特徴 遊び心を感じさせる「ライズドシアーライン」 「UF-21 カディ」では船体中央部から船首にかけて、緩やかなカーブをもって次第にシアーライン(舷側線)が上がってゆく「ライズドシアーライン」を採用し、船体と一体成型のバウスプリットと併せて、全体のスタイルをプレジャーボート感覚に仕上げています。 釣行にゆとりを生むセンターカディと、余裕ある収納スペース 奥行き1.85メートル、幅1.15メートル、高さ1.30メートルのカディを装備しています。仮眠や着替えに利用でき、長尺物を収納しておける充分な空間です。オプションでマリントイレの設置が可能です。ハードトップはスタイルの良い形状で、平均的身長の男子が立てる1.8メートルのヘッドクリアランスを確保しています。 また200メートルのロープが納まるバウロッカーを設け、スターンハッチ内にも充分な収納スペースを確保しました。 スムーズな操船を実現する油圧操舵装置を標準装備 滑らかな操作でスムーズに操船を行える手動油圧操舵装置を、標準で装備しています。 高い安全性と後艤装に配慮した船体 ヤマハ独自の構造解析技術(FEM解析)により艇体強度を増し、剛性を確保しました。 近年、都市部で流行のシーバスフィッシングに対応するエレキモーター(電動船外機)取付けを考慮し、バッテリーのスペースを確保するなど、購入後にも自分の釣りのスタイルに合った装備を容易に艤装、取付が可能な船体構造としています。船体後部は、補助エンジン(当社製8馬力船外機)の取付けが可能な設計としています。 ヤマハ「UF-21 カディ」の仕様諸元 ●全長 : 6.50m ●全幅 : 2.16m ●全深さ : 0.97m ●搭載エンジン : 2ストローク60馬力[44.1kw](ヤマハ60FETO) 4ストローク50馬力[36.8kw](ヤマハF50A) ●燃料タンク : 24リットル×2 ●定員 : 6名 ●航行区域 : 限定沿海 ●カディ : 1.85×1.15×1.30m(奥行き×幅×深さ) メーカー希望小売価格 UF-21 カディHT (2ストローク60馬力船外機1基搭載) UF-21 カディHT F50 (4ストローク50馬力船外機1基搭載) UF-21 カディ (2ストローク60馬力船外機1基搭載) UF-21 カディF50 (4ストローク50馬力船外機1基搭載) 1,980,000円 2,030,000円 1,780,000円 1,830,000円 *法定安全備品別、消費税別