ヤマハ発動機(株)及び当社の米国での現地法人ヤマハモーターUSA(Yamaha
Motor Corp.U.S.A.)では、来る10月27日ネバダ州ラスベガスにて開催するUSディーラーミーティングで、北米市場向けヤマハ'99ニューモデル、1600ccOHV・V型2気筒エンジン搭載の「XV1600ロードスター」及び、1300ccV型4気筒搭載の「ロイヤルスター ベンチャー」の2機種を発表します。
新開発の、「XV1600ロードスター」は、量産市販モデルとしては最大排気量となる1600cc空冷4サイクルOHV・V型2気筒エンジンを搭載、大排気量エンジンの鼓動を楽しめます。また、ウインドシールドと皮製サイドバック等を採用した兄弟モデル「XV1600ロードスター
シルバラード」を同時に展示、発表します。
「ロイヤルスター ベンチャー」は、ヤマハアメリカンモデルの頂点モデルである「XVZ1300ロイヤルスター」をベースに、同モデルのもつロングツアラーとしての機能をさらに進化させ"長距離クルージング時の快適性"を目標に開発にあたったモデルです。水冷4サイクルV型4気筒1300ccエンジンを搭載しています。
なお、今回発表の2機種が加わり、ヤマハのアメリカン"スターシリーズ"は、「XVS1100ドラッグスター」及び「XVS400/650ドラッグスター」「XVZ1300ロイヤルスター」と合わせ、ラインナップがさらに充実しました。
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ヤマハ スポーツ「XV1600 ロードスター」 |
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ヤマハ スポーツ「ロイヤルスター ベンチャー」 |
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名称 |
ヤマハ スポーツ「XV1600 ロードスター」
ヤマハ スポーツ「ロイヤルスター ベンチャー」 |
販売計画 |
XV1600 ロードスター5,000台(年間)
ロイヤルスター ベンチャー3,000台(年間) |
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「XV1600ロードスター」の主な特徴 |
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エンジン関連 |
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パルス感を楽しめる空冷4サイクルV型2気筒1600ccエンジン
量産モデル最大排気量となる空冷4サイクルOHV4バルブのV型2気筒1600ccエンジンを新設計し搭載しました。大排気量エンジンの特色から、燃焼室形状の設計自由度に優れ、また吸排バルブ駆動方式には信頼性の高いOHV方式を採用しました。
このニューエンジンでは、メッキシリンダー、鍛造ピストンなどを採用して優れた信頼性を確保する一方、エンジンリジッド懸架方式の採用などで、パルス感と快適性を併せ持つ特性を実現しました。また、奥行きがあり、歯切れの良い低周波サウンドを実現する大容量マフラー、5速ミッション、駆動ショックが少なく耐久性に優れたベルトドライブ駆動などを採用、これらの相乗効果でフリーウェイでの快適な走行フィーリングを実現しました。 |
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車体関連 |
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優れた車体剛性
フレームは、新設計ダブルクレードルフレームを採用、溶接部分が見え難いデザインとするなど、優れた外観品質を実現しました。また、優れた剛性を確保するために、エンジン上部をフレームに固定しました。
その他のフィーチャー
その他、①独自製法に基づいた溶接部の見えないタンク、②超薄型タンクオンメータ、③1インチハンドル、④ハンドルロック&シートロック一体型メインスイッチ、⑤新デザインスポーク・ホイール、⑥フートボード、⑦リンク式サスペンションなどを採用しました。 |
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「XV1600 ロードスター」フィーチャーマップ |
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「ロイヤルスター ベンチャー」の主な特徴 |
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「ロイヤルスターベンチャー」は、より快適でラグジュアリーな大陸横断タンデムロングツアーを提唱するモデルとして開発した製品です。長距離ツーリングで求められる走行性、快適性、利便性、積載性、などを高次元で調和させています。 |
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エンジン関連 |
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優れた加速特性、パルス感を具現化した水冷V4エンジン
搭載するエンジンは、「XVZ1300ロイヤルスター」に搭載して定評の水冷4サイクルDOHC4バルブV型4気筒をベースに、"ロングツアラー"に求められる特性を実現するため一部仕様変更を図ったもの。①キャブレター口径アップ(28→32㎜)、②エアクリーナー容量アップ、③減速比変更などを図り、とくに追い越し加速時に扱い易い特性と、心地良いパルス感を両立させました。(なおベースモデルの「ロイヤルスター」は"優れた駆動力"や"伸びのあるパワー"が特徴となっている)
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車体関連 |
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積載時に快適な走行性をもつ車体性能
フレームには高剛性ダブルクレードルフレームを採用しました。「XVZ1300ロイヤルスター」に対してエンジンをリジッドマウントとして高い剛性を確保。また、2名乗車時や積載時の優れた走行安定性を実現しています。
また、スタイルは、「ロイヤルスター」の基本シルエットを継承しながら、ハンドルマウントフェアリング、大型フュエルタンク、大型バケットシートの採用などで、独自のモダンクラシックな外観を具現化しました。
コンフォートな各装備
優れた走行風プロテクション効果を狙い、①大型アッパーカウル、②アンダーカウルを採用しました。さらに、タンデムでの快適な乗り心地を確保するため、③大型バケットシート、また④バックレスト&リヤシートなどを採用しました。さらに、サスペンションには前後とも、細かな路面凹凸を柔らかく吸収するエアアシストシステムを採用して快適な乗り味を達成しています。
充実のツーリング機能の数々
①57リットル容量のリアトランク、②左右各35リットル容量サイドバックを標準装備して余裕の積載容量を確保。また、③カセットステレオ、④CB無線、⑤クルーズコントロールシステム、を装備した他、⑥DCアウトレットを標準装備して、ロングツアーでの優れた利便性を実現しました。 |
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「ロイヤルスター ベンチャー」フィーチャーマップ |
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ヤマハスポーツ『XV1600ロードスター』主要諸元 |
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全長×全幅×全高(mm) |
2500×980×1140 |
シート高(mm) |
710 |
軸間距離(mm) |
1685 |
最低地上高(mm) |
145 |
乾燥重量(kg) |
307 |
原動機種類 |
空冷4サイクルOHV4バルブ |
気筒数配列 |
V型2気筒 |
総排気量(cm3) |
1602 |
内径×行程(mm×mm) |
95.0×113.0 |
最高出力(PS/rpm) |
N.A(公表しておりません) |
最大トルク(kgf・m/rpm) |
N.A(公表しておりません) |
始動方式 |
セル式 |
潤滑方式 |
ドライサンプ |
燃料タンク容量(L) |
20 |
キャブレター形式 |
BSR40 |
変速機形式 |
常時噛合式前進5段リターン |
変速比 |
1速 |
2.438 |
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2速 |
1.579 |
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3速 |
1.160 |
4速 |
0.906 |
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5速 |
0.750 |
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フレーム形式 |
ダブルクレードル |
キャスター/トレール(°/mm) |
32/142 |
タイヤサイズ(前/後) |
130/90-16 67H/150/80B-16 71H |
ブレーキ形式(前/後) |
油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク |
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ヤマハスポーツ『ロイヤルスター ベンチャー』主要諸元 |
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全長×全幅×全高(mm) |
2655×900×1565 |
シート高(mm) |
750 |
軸間距離(mm) |
1705 |
最低地上高(mm) |
155 |
乾燥重量(kg) |
366 |
原動機種類 |
水冷4サイクルDOHC4バルブ |
気筒数配列 |
V型4気筒 |
総排気量(cm3) |
1294 |
内径×行程(mm×mm) |
79.0×66.0 |
最高出力(PS/rpm) |
98/6,000 |
最大トルク(kgf・m/rpm) |
12.3/4,750 |
始動方式 |
セル式 |
潤滑方式 |
強制圧送ウエットサンプ |
燃料タンク容量(L) |
22.5 |
キャブレター形式 |
BDSR32 |
変速機形式 |
常時噛合式前進5段リターン |
変速比 |
1速 |
2.529 |
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2速 |
1.632 |
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3速 |
1.200 |
4速 |
0.960 |
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5速 |
0.786 |
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フレーム形式 |
ダブルクレードル |
キャスター/トレール(°/mm) |
29.10/152 |
タイヤサイズ(前/後) |
150/80-16 74H/150/90B-15
M/C 74H |
ブレーキ形式(前/後) |
油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク |
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