スタイリッシュな外観とゆとりの居住性。釣り機能も充実させた　ヤマハファミリークルーザー　Ｎｅｗ『ＦＣ－２６』新発売

　ヤマハ発動機株式会社では、スタイリッシュな外観に､居住性､釣り機能とも充実した中型ファミリーフィッシングクルーザーＮｅｗ『ＦＣ－２６』を新開発しました。98年10月１日より全国発売いたします｡

ヤマハボート Ｎｅｗ『ＦＣ－２６ O/B』（船外機仕様）

　今回、新発売するＮｅｗ『ＦＣ－２６』は、好評の『ＦＣ－２６』をさらに洗練させたモデルで、船型・外観デザインを一新したほか、キャビンのボリューム、レイアウトと内装を改良して居住性、快適性を向上させ、従来以上にファミリーを考慮した装備・仕様にしました。また、多目的に使いやすいデッキレイアウトを採用しています。
エンジンについてはランニングコストで有利なディーゼル仕様に加え、イニシャルコストの負担が軽い船外機仕様を追加し、選択の幅を広げました。

・ゆとりある居住空間
　キャビンは家族4名が余裕を持って楽しめるように配慮してあります。左舷側に3人が向かい合って座れるテーブルとシートをレイアウトしたほか、独立したトイレ（電動トイレが標準）を設定し、ロングクルージングや女性の乗船も考慮しました。また、艇前部には大人と子供各1名がくつろげるバース（寝台）をレイアウトしたほか、メインサロンのテーブルは上げ下げ可能で、シート高さまで下げれば大人1名が横になって休むことが出来ます。インテリア素材としては木目調の素材やパッドを多用し、質感の向上をはかりました。キャビン内は大人が立って歩ける室内高さを確保しました。

・新設計の艇体形状
　Ｎｅｗ『ＦＣ－２６』には、数多くのシュミレーションを経て新しい船型を造り出し、採用しました。その結果、走航ではトップスピードを３％向上させ、停船時においては風流れ速度を従来のファミリーボート比で約17％向上させたため、ファミリーでの釣りやすさやスムーズな離着岸操船を実現しました。
艇体の剛性アップにより波たたき音をおさえたため、ファミリークルージングでも快適でソフトな乗り心地を楽しめます。

　Ｎｅｗ『ＦＣ－２６』には室内だけで13個所もの物入れ・ロッカースペースを設置し、収容能力を大きく向上させました。また、後部デッキも両サイドロッカーを新設し、収容量を大幅に増やしたほか、イケスを標準装備し、フィッシングに対応しました。
艇の前部と後部にはウインドラス（アンカー揚降用電動ウインチ、オプション）が設置可能で、熱心な釣りファンの要望にも応えています。また、前部デッキへの安全な移動を考慮し、サイドデッキ通路は30フィートクラス並の幅とハンドレール（手摺）を確保しました。

　Ｎｅｗ『ＦＣ－２６』のエンジンには、世界的に定評ある175馬力船外機と信頼性の高い165馬力ディーゼル船内外機からの選択が可能です。

　外観デザインを一新し、ファミリークルーザーに相応しく、スポーティで曲面を多用したボリューム感あるスタイリングを採用しました。アフトデッキは多目的に使えるようにキャビンとの最適バランスで広くスペースを確保しています。

　余暇時間の増大、レジャーのアウトドア指向に伴なって、家族で海で遊ぶ傾向も強まっています。ヤマハ発動機のＦＣシリーズはファミリーボーティング向けのラインナップとして､既に定評のあるシリーズです。子どもや女性が乗船しても安心して楽しめるキャビンの設備と内装、そして優れた釣り機能を併せ持ち、ファミリーでも釣りグループでも多目的に使える点が高く評価されています。