ヤマハ発動機(株)と販売店(Y.E.S.S.ショップ)、そして会員(スタッフ)が一体となってモーターサイクルスポーツの楽しさを広げる全国組織「Y.E.S.S.(ヤマハ・アースリー・スポーツ・システム)」では、'89年より盲導犬の育成資金を募る『Y.E.S.S.
NICE RIDE募金』キャンペーンを展開していますが、このほど昨年度分の募金集計が完了し、3月20日(金)、神奈川県横浜市の(財)日本盲導犬協会神奈川訓練センターにて募金贈呈式を実施しました。
'97年度の募金額は2,297,765円、これによりキャンペーン開始以来9年間の累計金額は40,128,689円となりました。
贈呈式の席上、目録を手渡した当社の国内事業部営業室室長 谷井寛は、「社会活動の一環として実施してきたこのキャンペーンも、今年で10年目の節目を迎えることになりました。長く継続してきたことについては誇らしく思いますが、同時に強く責任も感じております。今後はさらに募金活動が活発化するよう、新たな気持ちでキャンペーンに取り組んでまいります」と挨拶。これを受けて(財)日本盲導犬協会の久堀三紀也常務理事・事務局長は、「Y.E.S.S.をはじめとする多くの皆さまの善意に支えられて、昨年5月にこの訓練センターを竣工することができました。施設が充実したこともあり、5年後には年間30頭の供給を目標に職員一同頑張ってまいります。たくさんの募金をありがとうございました」と、謝辞を述べました。
また、当日は二人の盲導犬使用者も贈呈式に列席。「盲導犬のおかげで楽しく買い物に出かけることができるようになりました」(秋山美保子さん)と盲導犬と過ごす日常の生活を語ると同時に、「今後も一人でも多くの視覚障害者が私たちのように安心して外出できるよう、皆さまのご協力をお願いします」(清水暁子さん)と話されました。
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