ジェット推進の採用でアクティブな走りを実現　ヤマハジェットボート『エキサイターシリーズ』新発売

　ヤマハ発動機株式会社ではスタイリッシュな船体に122馬力のジェット推進エンジンを搭載しツーリングや水上スキー、ウエイクボードなども楽しめるニューモデル『エキサイター1430TR』と『エキサイター1670S』、搭載エンジンを2基とした『エキサイター1670T』の3モデルを1998年4月1日より新発売いたします。あわせて2月11日から開催される東京国際ボートショーに出展いたします。

ヤマハジェットボート『エキサイター1430TR』

　新しい商品であるジェットボートの総需要はマリン先進国アメリカにおいて約15,000隻あり、今後日本でも成長が期待される商品です。『エキサイター1670T』および『エキサイター1670S』は当社の米国のテネシー州にある子会社で製造し、輸入いたします。国内ではマリンジェットなどで遊ぶアクティブなマリンスポーツ派を中心に、新しい需要が期待されます。
　このたび発売いたします『エキサイター』はマリンジェット同様にジェット推進を採用しています。ジェット推進は、船底の吸水口から吸い上げた水を、エンジンと直結したポンプによって加圧し、それを船尾のノズルから噴出させて、そのパワーで推進するメカニズムです。ステアリング操作によってノズルの向きが変り、それによって方向転換をします。その推進システムによって、浅瀬走行や小回りの効くドライビングが特性です。

　曲線を強調したフォルムと斬新なグラフィックデザインを施した『エキサイター1430TR』『エキサイター1670S』には、122馬力のエンジンを1基、また『エキサイター1670T』には2基搭載しています。
　デッキ下のスキーロッカー、船尾のスイミングステップなど、水上スキーやウエイクボードが気軽に楽しめる仕様としています。また操船者が後方視認のしやすいバックミラーを備えています（エキサイター1430TRはオプション設定）。

　『エキサイター1430TR』は普通免許でトレーラー運搬できるサイズです。保管場所の確保にとらわれず、マリーナや港の斜路（搬出入の許可の取れるところ）を利用してボートの上げ下ろしができる陸の機動力を備えたトレーラー仕様です。
　『エキサイター1430TR』専用のトレーラーを同時に発売いたします。

・定員の（　　）内の重量数値は、全重量の制限です。

・呼称最大馬力の*付の数値は　US表示の馬力です。