軽快な走りと釣りやすさを追求したフィッシングボート　ヤマハ『YD-24BLTD』新発売

　ヤマハ発動機株式会社では、自社のディーゼルエンジンとドライブユニットを搭載し、釣り機能を優先させた釣り遊漁船シリーズのニューモデル『YD-24BLTD』の風防仕様（標準）とハードトップ仕様（オプション）の2艇種を1997年12月1日より一年間の限定商品として発売開始いたしました。

『YD-24BLTD』（風防仕様）

　釣り人口の堅調な増加を背景に、手軽に海に出てマイ・ボート・フィッシングを楽しむ方が増えています。
　走行安定性に優れ、停船時の横揺れが小さく、十分な釣りスペースを有するデッキなどの釣り機能はもとより、海上保管にも適した装備で、オーナーが好きなときに釣りに出ることができるフィッシングボートへのニーズが高まっています。
　『YD-24BLTD』は、そうしたマイ・ボート・フィシング・マニアの高い要望に応えるフィシングボートとして開発され、限定発売するものです。

　チャイン幅を広くし、なおかつ船首方向まで長くとることによって、船の横安定性を向上させ静止時の揺れを抑えています。また従来艇より船体横幅をワイドにすることで、デッキスペースを拡大するとともに、船首とブリッジの高さを低めにセットし艇体の風流れ・船首の振られを軽減して、快適なフィッシングを実現しています。

　『YD-24BLTD』には当社のディーゼルエンジンD201KH（82馬力）と、MU20（ドライブユニット）を搭載しFRP船体とのベストマッチングで軽快な走りを発揮します。
　馬力当たりの重量が2.7kgというコンパクト、軽量さに加えパワフルなエンジン本体と、大型クラッチの採用と新シフト機構によって従来モデルに比べ耐久性に優れたドライブユニットで快適な釣行をサポートします。
　また高性能チルトポンプによって、ドライブユニットのアップ（ダウン）に要する時間を、従来の約半分の約4.2秒に短縮しています。（当社従来商品約8秒）