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「第32回 東京モーターショー」

1997年10月22日発表

ヤマハブースのご案内

 第32回東京モーターショーにおけるヤマハブースは、“バイク」は、感動ののりものだ。”〈人機官能〉をテーマに出展いたします。

 モーターサイクルの楽しみは、操る楽しみ、素敵な景観に出遭う感動の楽しみ、とヤマハは考えています。このファンライディングのこころを、新しい数々のモデルの提案とともに、ユニークな展示でアピールします。

 とくに、展示ブースの演出では、ヤマハのモデルに貫かれている設計開発思想「人機官能」(マン・マシン・リレーションシップ)を強調してヤマハの姿勢をアピールしています。人間の感覚的要素をモーターサイクルに織込むヤマハの開発姿勢を、人間の五感とヤマハのクォリティー&フィロソフィーをオブジェ化した球体イメージの展示を通して表現いたします。

 正面ステージでは、マルチビジョンにより主な展示モデルのライディングワールドを映像にて紹介いたします。この中央ステージに向かって、左側には、スーパースポーツ新世代を告げる「YZF-R1」を展示。右側ステージには、モトクロッサーの歴史に画期的一ページを切り開く「YZ400F」及びエンデューロ仕様の「WR400F」を展示しています。さらに、この奥には、「ドラッグスタークラシック」を展示してニューアメリカンの世界を提案しています。

 一方、ブース中央北側には、「XJR1300」「ランツァ スーパーバイカーズ」「セローGPS」「RZ50」「BW's(ビーウィズ)」など、ヤマハのオリジナリティ溢れるスポーツの数々を紹介。この反対側ステージでは、125ccの新型スクーター「シグナス125Si」から電動ハイブリッド自転車「PAS」の新しいモデルの数々を展示し、新しいコミューターの世界をご紹介いたします。



出展車両リスト


<参考出品>

YZF-R1
YZ400F
WR400F
ロイヤルスター USスペシャル
V-MAXスペシャル
XJR1300
XJR400R
ドラッグスターUSクラシック
ドラッグスタークラシックスペシャル
FZ600アンリミテッドレーサー
セローGPS
ランツァスーパーバイカーズ
マジェスティABS
RZ50
YB-1
シグナスSi
ジョグ
ビーノ
BW's(ビーウィズ)
NEW PASコンパクト
NEW PASコンパクト/DX
NEW PAS24インチ
PASスタークロスコンセプトモデル



3台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
2台
2台
1台
1台
1台
1台
1台

 

<レーシングマシン>

YZR500
YZF750
XTZ850TRX
YZM400F

<市販車>

ロイヤルスター(※)
V-MAX(※)
TRX850
FZ400(※)
SR400
ドラッグスター(※)
XJR400R
TW200
ブロンコ(※)
マジェスティSV
マジェスティ
ビーノ
TZ250
PW50
NEW PAS26インチDX



1台
1台
1台
1台



1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台
1台


(※)の展示車両は、ヘッドフォンにより走行時のサウンドをお楽しみいただけます。

 

YZF-R1

 

参考出品(輸出仕様車)


177kgの超軽量ボディに150PSの新開発998cc水冷DOHC4気筒5バルブエンジンを搭載、パワーウエイトレシオ実に「1.18」という新世代のスーパースポーツです。キーワードは、《ツイスティロード最速》。タイトコーナーが連続するワインディングロードでの「実際の速さ」と「ライダーが感じるエキサイトメント」の両要素を高次元で調和させました。
新開発エンジンは、高い吸気効率と優れた燃焼を実現するヤマハ独創の5バルブを採用。一体形成クランクケースシリンダー、軽量マグネシウムヘッドカバー、アルミ鍛造ピストン、トライアングル配置の3点軸(ドライブ軸・メイン軸・クランク軸)設計等により、超コンパクト化を達成。当社同排気量同気筒数モデル





(「YZF1000R」)比較で実に約10kgの軽量化とツインエンジン並みのコンパクト化の達成に成功。これを軽量最適剛性バランスのアルミ製「デルタボックスⅡ」フレームに搭載。エンジンをフレーム強度メンバーとして活用して軽量化とコンパクト化を達成しています。そしてこの集中レイアウトによりピボット位置を前方に配した582㎜のロングリヤアームの採用も可能となり、同時に1395㎜のショートホイールベースを実現。前後50:50の重量配分などの効果も加わり、旋回時の優れた運動性能を引き出しています。

全長/全幅/全高(mm)

2035/695/1095

エンジン種類

水冷4サイクルDOHC5バルブ並列4気筒

排気量 / 最大出力

998cm3 /150PS/10,000rpm



YZ400F

 

参考出品(市販予定車)


'97年の500ccモトクロス世界選手権で優勝6ヒート、AMAスーパークロス最終戦優勝等を飾ったファクトリーマシン「YZM400F」の技術を投入して開発したヤマハ初の4サイクル市販モトクロッサーです。《最速4サイクルモトクロッサー》を照準として技術開発を進めてきました。
 軽量コンパクト設計の水冷4サイクルDOHC5バルブ単気筒を採用。1軸バランサーを採用して、走行時のライダー疲労低減を図っています。またFCRキャブレターを採用して、好レスポンスを実現。
 車体構成では、市販モトクロッサーとして24年の実績を持つ「YZ250」の基本構成とディメンションを踏襲。ダウンチューブ及びガセット内部をドライサンプエンジンのオイルタンクとして活用する〈タンクインフレーム〉方式のフレームを採用し、ロードクリアランスを十分に確保。このほか、サスペンション、ブレーキなど随所に「YZ250」の優れた特性を継承し、優れた走破性を実現しました。
 4サイクル車の活躍で人気を集める500cc世界選手権モトクロスや、4サイクルの競技用マシン出現を望む米国市場のニーズに応えます。

全長/全幅/全高(mm)

2176/827/1303

エンジン種類

水冷4サイクルDOHC5バルブ単気筒

排気量 / 最大出力

399cm3 /55PS/9,000rpm



WR400F

 

参考出品(輸出仕様車)


4サイクルモトクロッサー「YZ400F」をベースに、エンデューロ競技用にモディファイしたモデルです。
 優れたレスポンスを生むFCRキャブレターは、セッティングを変更。また、エアクリーナーボックスはダクトを追加した低騒音タイプ。さらにミッションはワイドレシオとして、粘り強いエンジン特性を活かした走行が可能となっています。
また、12リットル大容量タンク、リザーブ機能付き燃料コック、専用シート&サイドカバー、18インチリアホイール、シールチェーン、スチールスプロケット、テールライト、H4バルブヘッドライト(12V60W)、H4対応100㎜径交流ジェネレータ、更にトリップメータからフレームマウントサイドスタンドまで、エンデューロの実践で役立つ装備を満載しました。

全長/全幅/全高(mm)

2191/827/1303

エンジン種類

水冷4サイクルDOHC5バルブ単気筒

排気量 / 最大出力

399cm3 /―――



V-MAXスペシャル

 

参考出品(試作車)


水冷4サイクルDOHC4バルブV型4気筒1200ccエンジン搭載。迫力あるマッチョイメージと個性的外観、トルキーな出力特性などから国内外での根強い人気を得ている「V-MAX」をベースに、その個性を一層強調して誕生したモデルです。ブレーキ、サスペンション関連に新たなパーツを投入してエレメンタリズムをより主張。フュエルタンク部、前後フェンダーにカーボンパーツを投入したほか、《ブレンボ》キャリパー採用ブレーキ、《オーリンス》リアサスペンションなどを採用しています。
(なお、「V-MAX」の実際の燃料タンクはシート下に配置しており、「燃料タンク」に見えるのは、エアクリーナーカバーです)

全長/全幅/全高(mm)

2300/785/1175

エンジン種類

水冷4サイクルDOHC4バルブV型4気筒

排気量 / 最大出力

1197cm3/97 PS/7,000rpm



XJR1300

 

参考出品(市販予定車)


粘り強いトルクとレスポンスの良い吹き上がりを合わせ持つエンジン特性、そしてニュートラルなハンドリングで人気のキング・オブ・ネイキッド「XJR1200」が進化しました。ボアを77㎜から2㎜アップの79㎜とし、空冷4気筒モデル最大の排気量を実現。最高出力は100PS/8,000rpm、最大トルク10.0kgf・m/6,000rpm(現行97PS/8,000rpm,9.3kgf・m/6,000rpm)を達成。アルミ製サイドカバー、マルチリフレクター採用のテールレンズ&新作シートカウル、タイヤサイズ変更(F130→120/R170→180)によるハンドリングの熟成、ツイントリップ&時計液晶表示の新作メーターパネル等の装着で、よりパワフルに、よりエクセレントなビッグネイキッドが生れました。

全長/全幅/全高(mm)

2160/780/1115

エンジン種類

空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒

排気量 / 最大出力

1250cm3/100PS/8,000rpm



XJR400R

 

参考出品(市販予定車)


バイクらしい外観と優れた走行性で人気の空冷ネイキッドスポーツ「XJR400R」。このXJRらしさを継承しながら、《パワフル感と骨太感》を一層織込んだニューバージョンです。空冷エンジンをシルバー仕上げとしてメタル感を強調。さらに750ccに負けない大柄な新フュエルタンク、新サイドカバー、新テールカウル、マルチリフレクターテールレンズ、そしてネイキッド初の「時計装備&ダブルトリップ」採用大型メーターを採用。足付き性と乗り心地を兼ね備えたニューシートも装備しています。

全長/全幅/全高(mm)

2075/745/1080

エンジン種類

空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒

排気量 / 最大出力

399cm3/53PS/11,000rpm


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