ヤマハ発動機(株)では、本年8月発売したディスペンサーの最上級機「HSD」をベースに、中速汎用サーフェスマウンターに必要、十分な機能を低価格で実現した普及モデル「YV64D」を9月1日より発売します。
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名称 |
ヤマハディスペンサー「YV64D」 |
発売日 |
1997年9月1日 |
初年度販売計画 |
200台 |
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商品の概要 |
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今回、新発売の「YV64D」は中速汎用サーフェスマウンターラインに必要、十分な塗布精度をもちながらも、購入し易い低価格を要望するユーザーに応えるため、当社の最上級機種である高速、高機能のディスペンサー「HSD」のシャーシーとほとんど全ての部品をそのまま採用。塗布ヘッドには、本年4月に全面改良した「YM84D
III」、「YV86D/100D」に使われている最新型の空圧制御ヘッドを採用。性能的には1点当たりの塗布タイムは0.13秒を達成しており、また、上級機「HSD」と同じ鋳物一体型の高剛性シャーシー採用により安定した塗布精度を確立しています。既存機種の部品を全面的に共通化して利用することにより、コストを極力押えることに成功しました。 |
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製品の主な特長は |
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◎中速汎用マウンターラインに対応するディスペンサーとしては初めて800万円を切る低価格を実現しました。
◎高剛性フレーム一体型鋳物ベースの採用によって軸の急加減速による振動を抑え、また、当社独自開発の高速サーボシステムによる高速、高精度な軸制御によって、繰り返し位置決め精度+-0.01mmを確保しました。
◎安全塗布のためにシリンジ(接着剤容器)内液温コントロールにファジー制御を採用。
○全部品を視覚認識して搭載する当社製フルヴィジョン式サーフェスマウンターに対応するディスペンサーとして、マウンターとコントローラーを共用化したため、操作系が共通になり、扱いやすい。また、マウンターによる部品搭載データからディスペンス(塗布)データを自動作成することが可能です。
○全軸ACサーボモーターを使用しているため、モーターはブラシ交換不用のメンテナンスフリーなっています。
○オプションでCCDカメラを使ったヴィジョン認識による塗布量検査及び塗布量自動調整システムの採用が可能で、これにより稼働中に塗布量の異常を検出し、塗布量を自動調整します。 |
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仕様諸元 |
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基板寸法 |
M type : L350×W250mm(Max)/L50×W50mm(Min)
L type : L457×W407mm(Max)/L50×W50mm(Min) |
基板搬送方向 |
右->左、Uターン(オプション:左->右) |
塗布ヘッドタイプ |
空圧制御タイプ |
シリンジ容積 |
標準30cc、オプション10cc |
ヘッド数 |
2個 |
塗布位置精度 |
+-0.1mm |
液種 |
接着剤 |
装着タクト |
0.13秒/点(最適条件) |
ポイント数 |
2,560ポイント/基板、最大508基板 |
外形寸法 |
M type : L1,413×W1,258×H1,810mm
L type : L1,650×W1,258×H1,810mm |
重量 |
約950kg |
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メーカー希望小売価格 |
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ヤマハディスペンサー「YV64D」
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790万円
(消費税は含まず) |
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