ヤマハ発動機株式会社は、このほど、1990年10月に策定した「企業理念」と「長期ビジョン」を7年ぶりに改定しました。これは、益々加速する市場や情報のボーダレス化、経営のグローバル化など、経営環境や時代の変化に積極的に対応したものです。
改定の目的は、21世紀に向かって当社の目指すべき企業の姿や活動の方向性をより明確にする事とともに、ヤマハ発動機グループ企業の全員が、現在、国際的な競争時代に生きている事を改めて認識する事です。
内容は、当社の目指す企業の姿を達成するために、時代の変化への対応に加え、
社員一人ひとりが具体的に行動できるように理解し易い平易なものとしました。
新たな「企業理念」は、「企業目的」「経営理念」「行動指針」で構成して
います。
企業目的には、従来の長期ビジョンの目指す姿であった「感動創造企業」を冒頭に掲げ、感動創造企業『世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する』とし、そのために、"人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期侍される企業"を目指します。
また、企業目的を達成するための経営理念として、(1) 顧客の期待を超える価値の創造 (2)
仕事をする自分に誇りがもてる企業風土の実現 (3) 社会的責任のグローバルな遂行、の三つを掲げました。
また、「長期ビジョン」は、国際的な競争時代に打ち勝つために、目指す企業の姿として『世界の市場で、進化し続けるリーディングカンパニー』とし、四つの長期的な経営課題を掲げました。
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