カリフォルニア工科大学教授・
下條信輔氏からみた
ヤマハ発動機との研究
「人が感動するとはどういうことか?」この問いに対し、ヤマハ発動機は、サイエンスとアートの二つの異なる観点からの読み解きを進め、それらを融合させたユニークな研究を進めています。
そんなヤマハ発動機の研究において欠かせないのが、パートナーの存在です。とくに協調HMI研究では、ヤマハ株式会社、米国の理論生物学者Mark Changizi博士、そして、カリフォルニア工科大学の下條信輔研究室をパートナーに迎え、それぞれの視点や知見をいかしながら進められています。
例えば、別記事で紹介している体験型インスタレーション「e-plegona(エプレゴナ)」も、共同研究の過程から生まれたものです。「e-plegona」を生み出す過程の中で、ヤマハ発動機がめざす感動が、“時間や疲れを忘れるくらい、何かに没頭している時の精神的な状態”を表す「フロー」という状態と共通点が多いことがわかってきました。「e-plegona」を使ってフローの研究を進めることで、ヤマハ発動機がめざす感動、そしてヤマハ発動機がめざす「人と機械の協調」についての理解も進んでいます。
ここではパートナーの一人、カリフォルニア工科大学 生物学・生物工学部教授 下條信輔氏のインタビュー動画を紹介します。
インタビューの大きなテーマは「研究者である氏がどのような思いから企業との研究に取り組んでいるのか?」です。
研究者の目線で語られるお話からは、ヤマハ発動機が人間研究を行う意義や価値を感じていただけると思います。
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下條 信輔 氏
カリフォルニア工科大学
生物学・生物工学部 教授第8回立石賞受賞に際し制作された、受賞者紹介動画をご覧いただけます
https://youtu.be/XYA352wD9NM?si=IcRhq6cMnPjEE0bG