YCH(ヤマハ・クリエイティブ・ハッカソン)は、日本各地から集まった未来のデザイナー達が、短い期間の中で、全く新しいワクワクを創るインターンシップです。自然豊かなフィールドで、様々なアクティビティにも挑戦し、五感をフルに使ったモノ創りを体験します。
- 開催期間
- 2019年8月7日(水)~8日(木)
- 会場
- ヤマハマリーナ浜名湖
YCH2019では、最後まで諦めないこと、試作、検証の必要性、チームワークの大切さを学びました。形にしてみないとわからないことも沢山ありましたが、チームの仲間となんとか解決できました。長時間集中力を使い作業し続けていたにも関わらず、疲れを忘れ常に楽しむことが出来たのはチームの仲間のお陰です。
最初から1分の1スケールで作ることで、必然的に身体を動かすことになり、学校とは異なるリズム感で検討することができ、良い体験になりました。また、プールで検討したり、場所を移動したり、デザイナーの方からアドバイスをいただいたり、自由度が高く、終始作業が楽しかったです。
YCH2019で良かった点は、今回から紙の段ボールの使用を再開したことです。参加したものとしては、少し戸惑いましたが、今回の「逆境」というテーマにもマッチしていて課題としても非常に楽しむことができました。
1日という短い時間で、できること、できないことを見極めながら、仕事を分担してやっていかなければならなかったので、より実践的でとても勉強になりました。ダンボールの厚さと、紙テープという予期せぬ素材に苦労しました。その点も考慮してやっていかなければならないと考えると、計画性も問われると思いました。
ほとんど初対面の人たちとコミュニケーションをとりながらモビリティーを考えていくことは初めてで新鮮でした。マリン体験ではバナナボート、クルーザーに乗船し、やってみないとわからない楽しさや魅力を知ることができました。YCH2019を通して自分を成長させるための経験を得られたのではないかと思います。
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ヤマハ流クリエーションの特徴に沿って、現物を使ったアイデア展開や検証のセッションを2回設けました。その結果、完成した作品を水の上に安定して浮かせたり、リアルに雨の音を鳴らすなど成果につながりました。YCHで学んで欲しいことが実践され、有意義な体験になったのではと思います。
短い時間、限られた素材、プール内でのプレゼンテーションといった厳しい条件の中で議論したコンセプトをプロトタイプで検証、役割を分担して完成させた作品をストーリー仕立てのパフォーマンスでプレゼンテーションしたチームワークは素晴らしいと思います。個性的な作品が沢山うまれたYCHでした。