Red Dot Award
Red Dot Award 受賞製品をご紹介します。
2024
コンセプトモデル
- e-plegona(エプレゴナ)
- Winner
当社の研究部門と両社のデザイン部門が、研究パートナーであるMark Changizi(マーク・チャンギージー)博士と、カリフォルニア工科大学・下條信輔研究室と共に進めている「感動」体験の研究成果に基づいて制作。2名のプレーヤーがペアとなって非言語的かつ直感的な意思伝達を繰り返しながら体験するインスタレーションです。ジャズの即興演奏のような人と人の「一体感」、あるいは、人が楽器やオートバイに対して感じる「一体感」から生まれる感動を疑似体験できる研究プロトタイプです。
モーターサイクル
- MT-09STD/MT-09SP
- Winner
今回受賞の「MT-09」は、2013年に発売開始したロードスポーツモデルの第4世代モデル。この2024年モデルでは自在なライディングを視覚化することを目指し、フロントマスクからフューエルタンクそしてテールまで一塊となった凝縮感あるフォルムにライダーのさまざまな動きをサポートする削り込まれたシート周りで構成した。また吸気音を伝えるアコースティック・アンプリファイア・グリル、フルカラーTFTメーターなどにより、細部まで人の感覚に寄り添う技術とデザインを施している。
スクーター
- XMAX300 TECH MAX
- Winner
2006年度導入の「XMAX」は欧州のシティコミューターとして支持され、現在ではグローバルにも展開。
今回受賞した2023年モデルは、ヒトと機械の関係性に着目しながら「XMAX」の特長である躍動感と利便性・快適性を高めている。スポーツバイク同等のフロントフォークやエンジンユニットのパワーデリバリーという機能に則した要素をタイトなシルエットの中に視覚化することで、魅力的な高揚感を表現している。
2023
電動トライアルバイク
- TY-E 2.0
- Winner
「内燃機関を上回る楽しいEV」の開発に向けたアプローチとして、幅広く難度の高い運動性能を求められるトライアル競技のフィールドで、その実現を目指す研究開発を目的としたレース実証車両。電動ならではの高度な駆動力制御や大容量軽量バッテリーを実装し、内燃機関搭載車との混走となる世界選手権にチャレンジする。
電動スクーター
- NEO’S
- Winner
“New STD Mobility for Next generation”をコンセプトに開発。50.4Vの着脱式バッテリーとブラシレスモーターをスタイリッシュなボディに搭載し、EVならではの機敏で滑らかな走行感が特徴。航続距離は満充電で約37km※、セカンドバッテリー(別売)の併用も可能。都市部での慢性的渋滞や駐車場不足、交通規制などに対するソリューションモデル。
※電池1個搭載時、WMTCクラス1/STDモードでの計測
2022
モーターサイクル
- MT-09
- Winner
新型MT-09は、「トルクフル×アジャイル」のコンセプトのもと、より「フィーリング」を重視し、軽量化、パワーアップを図るとともに、通勤・通学から週末の走行まで幅広く対応するモデルとして開発。必要なもの以外を削ぎ落とし、部品そのものの機能美で勝負するスタイリング。新型設計の889cc「CP3」3気筒エンジン、軽量シャシー、SpinForgedアルミホイール、YZF-R1譲りの車載電子機器など新機能と革新的な技術が詰まっている。
モーターサイクル
- YZF-R7
- Winner
スーパースポーツ(以下SS)カテゴリーを牽引する「R」シリーズの最新モデル。より多くの、そして幅広い世界中のモーターサイクルファンに向けて、SSならではのエキサイトメントと憧れの「R」を所有する悦びを提供する。優れた基本性能をもつ既存コンポーネントを活用し、走りの楽しさとワンランク上の所有感を求めやすい価格で実現した。
水上オートバイ
- Super Jet
- Winner
「SuperJet」は、30年ぶりにフルモデルチェンジした一人乗りスタンドアップモデルの水上オートバイ。 現行の排ガス規制に対応した4ストローク3気筒エンジンを搭載し、レースを想起させる先鋭的なデザインとフロントワイドの艇体ハル形状が特徴。体格や好みに合わせたハンドル調整機能、拡張したフットトレイ、エンジン抑制モードなどが備わっている。
2021
コミュータービークル
- Tricity300
- Winner
ヤマハ独自のLMW機構を用いたフロント2輪の300㏄コミューター。The Smartest Commuting Way(賢い通勤手段)を商品コンセプトに安心感、信頼性、機動力、質感の高い走りで郊外から市街地への移動をより便利・快適に実現するグローバルモデル。デザインコンセプトは、My Right Arm(ビジネスを支えてくれる右腕)。
産業用ロボット
- LCMR200
- Winner
「LCMR200」は、高速で高精度な動きを実現するリニアモータとワークを載せて搬送するスライダからなる、モジュラー構造のリニアコンベア。独立動作するスライダ上で組立作業しそのまま搬送でき、スペース効率を大幅に向上させて、高い生産性を実現。複数製品および可変量生産の必要性が高まる中、ライン構築の自由度が高い「LCMR200」は、迅速に生産変更が可能。
なお、省配線化したモータドライバ内蔵の薄型一体構造のモジュール本体は、アルマイト処理したアルミニウム製で、周辺の工場設備と美しく調和させている。
2020
モーターサイクル
- Ténéré 700
- Winner
世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980〜90年代に牽引し、輝かしい歴史を持つ「Ténéré」ブランドを継承したアドベンチャーツアラー。689cm³の水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載。乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせた。「Exciting Adventure Ténéré」のデザインコンセプトの下、特徴的なヘッドライトやタンクに、3分割シールドを織り込んだハイフェイスは、アドベンチャースピリットを表現。
産業用ドローン
- YMR-08
- Winner
病害虫防除などを主目的に開発した産業用マルチローター型ドローン。都市近郊や小規模農業のニーズに応え、軽量カーボンボディやエンジンと比べ静音性の高い電動モーターなどを採用し、高精度な散布品質と15分の飛行で1haの散布性能を実現した。散布作業者や農業家の要望を満たす機能美を徹底追求し、洗練された躍動感あふれるデザインとした。
2019
モーターサイクル
- NIKEN
- best of the best
水冷直列3気筒エンジンを搭載した大型LMW(Leaning Multi-Wheel)。走行環境の変化を受けにくく、旋回時の高い安定感を生み出すLMWテクノロジーを搭載し、様々に変化する路面やコーナーが続くワインディングロードを自在に駆け抜ける高いスポーツ性能を実現。これまでにないメカニズムを活かし、スポーティな運動性能を視覚化した。
低速モビリティ(コンセプトモデル)
- YNF-01
さまざまな路面を走破できる大径タイヤと4輪独立サスペンションを採用した、アウトドアテイストのスタイリングが特徴の低速モビリティ。コンパクトでありながら頑丈な足回りと、乗る者をしなやかに包み込むフレーム設計にすることで「ホールド感」と「解放感」を共存させている。冒険心を刺激するようなスタイリングと質感の高いパッケージを兼ね備え、思わず外に出かけたくなるようなデザインを採用した。
2018
モーターサイクル(コンセプトモデル)
- MOTOROiD
- Luminary Award
“人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”を目指したコンセプトモデル。知能化と自律技術を適用した高度なバランス制御を実装、マシンが自らの状態をセンシングして重心移動によって起き上がりそのまま不倒状態を保つ。また、ユーザーを認識して歩み寄ってくるほか、ライダーアクションに呼応するような反応を見せるHMI(Human-Machine Interface)機能などを備え、まるでパートナーのように振る舞う。“移動の道具”を超えたモビリティの未来像を提案した。
スポーツコミューター
- TMAX530 DX
伝統的なスポーツバイクと同等の「意のままの加減速・ハンドリング」を可能にするスポーツ性能、コミューターの最大の特徴である快適な移動を実現する装備や機能、これら相反することもある2つの要素の融合とバランスが最大の特徴となっている。
スクーター
- XMAX300
走る楽しさとスポーティなスタイリング、街中での移動や通勤における快適性や実用機能を併せ持つことから、欧州で長年にわたって高い評価と人気を集めてきた「XMAX250」の後継モデル。時代感と所有感を満たす上質なスタイリングや機敏で軽快な走行性能を持ちながら、快適・実用機能をさらに向上させた。
2017
モーターサイクル
- XSR900
- best of the best
趣味の対象としてモーターサイクルを楽しむ文化が定着している先進国で、「伝統的」なスタイルを好む層に向けた製品。シンプル・レトロな外観と最先端技術による走行性能という新たなコンビネーションによって、所有する悦びと乗る楽しさを提供するモーターサイクル。
電動アシスト車いす(コンセプトモデル)
- &Y01
波間を思いのままに駆け抜ける白いヨットをモチーフに、ヤマハとヤマハ発動機が共同開発したワーキングコンセプトモデル。電動アシスト車いす「JWスウィング」の座席後ろにヨットの帆や音符をイメージさせる薄く、軽く、柔軟な「TLFスピーカー」、両輪には薄型パーカッションを組み合わせ、「楽器に乗る」という新たな体験を生み出す。
2016
モーターサイクル
- YZF-R1
1998年以来、1,000ccスーパースポーツ市場を牽引してきた「YZF-R1」が、主たるフィールドをサーキットに定めて一新。高性能の新エンジン、6軸姿勢センサー採用の電子制御システム、マグネシウムやアルミニウムを活用した車体構成で走行性能を磨き上げ、空力特性を高めたデザインとともに新しい個性を主張した。
ボート
- 242Limited S
- Honourable Mention
ジェット推進スポーツボートの最上位モデル。新設計船体、可動式キール(竜骨)の採用で直進安定性と操縦性を高め、電子機器操作や情報表示を集中管理できる新型ディスプレイシステムなどによって快適性を向上。クルージングやトーイング、停泊してリラックスタイムを楽しむ北米型マリンレジャーの醍醐味を強くアピールした。
2015
モーターサイクル
- MT-07
- best of the best
走りの楽しさと街中で映えるファッショナブルなスタイル、コストパフォーマンスを調和させたモーターサイクル。日常域でパワフルながら扱いやすいエンジンを搭載、"軽量・スリム・コンパクト"でスタイリッシュな車体による優れた操作性・所有感などが特徴。
車いす用電動アシストユニット
- JWX-2
- best of the best
電動アシスト自転車PASの技術「パワー・アシスト・システム」を応用し、車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力がはたらく車いす用電動アシストユニット。様々な形状の車いすに装着可能で、専用ソフトウェア「JW Smart Tune」を用いて、アシスト力や応答性、直進性、左右バランスなど、症状にあわせた細かい設定ができるのが特徴。
オートマチックコミューター
- トリシティ
フロント2輪構造を特徴とする125㏄シティコミューター。旋回時にフロント2輪が車体と同調して傾く当社独自のLMW機構を採用、それぞれ独立したサスペンションとリンク機構を持ち、最適化された前後重量バランスとあいまって快適な乗り心地と新しい楽しさを提供。
2014
2013
コミュータービークル
- Xenter 125
- Honourable Mention
欧州を中心とした市街地移動用途での利便性、快適性、信頼性を追求した前後大径16インチホイールのスクーター。