iF Design Award
iF Design Award 受賞製品をご紹介します。
2022
モーターサイクル
- MT-09
新型MT-09は、「トルクフル×アジャイル」のコンセプトのもと、より「フィーリング」を重視し、軽量化、パワーアップを図るとともに、通勤・通学から週末の走行まで幅広く対応するモデルとして開発。必要なもの以外を削ぎ落とし、部品そのものの機能美で勝負するスタイリング。新型設計の889cc「CP3」3気筒エンジン、軽量シャシー、SpinForgedアルミホイール、YZF-R1譲りの車載電子機器など新機能と革新的な技術が詰まっている。
モーターサイクル
- YZF-R7
スーパースポーツ(以下SS)カテゴリーを牽引する「R」シリーズの最新モデル。より多くの、そして幅広い世界中のモーターサイクルファンに向けて、SSならではのエキサイトメントと憧れの「R」を所有する悦びを提供する。優れた基本性能をもつ既存コンポーネントを活用し、走りの楽しさとワンランク上の所有感を求めやすい価格で実現した。
2021
コミュータービークル
- Tricity300
ヤマハ独自のLMW機構を用いたフロント2輪の300㏄コミューター。The Smartest Commuting Way(賢い通勤手段)を商品コンセプトに安心感、信頼性、機動力、質感の高い走りで郊外から市街地への移動をより便利・快適に実現するグローバルモデル。デザインコンセプトは、My Right Arm(ビジネスを支えてくれる右腕)。
産業用ロボット
- LCMR200
「LCMR200」は、高速で高精度な動きを実現するリニアモータとワークを載せて搬送するスライダからなる、モジュラー構造のリニアコンベア。独立動作するスライダ上で組立作業しそのまま搬送でき、スペース効率を大幅に向上させて、高い生産性を実現。複数製品および可変量生産の必要性が高まる中、ライン構築の自由度が高い「LCMR200」は、迅速に生産変更が可能。
なお、省配線化したモータドライバ内蔵の薄型一体構造のモジュール本体は、アルマイト処理したアルミニウム製で、周辺の工場設備と美しく調和させている。
2020
モーターサイクル
- Ténéré 700
世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980〜90年代に牽引し、輝かしい歴史を持つ「Ténéré」ブランドを継承したアドベンチャーツアラー。689cm³の水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載。乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせた。「Exciting Adventure Ténéré」のデザインコンセプトの下、特徴的なヘッドライトやタンクに、3分割シールドを織り込んだハイフェイスは、アドベンチャースピリットを表現。
低速モビリティ(コンセプトモデル)
- YNF-01
さまざまな路面を走破できる大径タイヤと4輪独立サスペンションを採用した、アウトドアテイストのスタイリングが特徴の低速モビリティ。コンパクトでありながら頑丈な足回りと、乗る者をしなやかに包み込むフレーム設計にすることで「ホールド感」と「解放感」を共存させている。冒険心を刺激するようなスタイリングと質感の高いパッケージを兼ね備え、思わず外に出かけたくなるようなデザインを採用した。
2019
モーターサイクル(コンセプトモデル)
- MOTOROiD
“人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”を目指したコンセプトモデル。知能化と自律技術を適用した高度なバランス制御を実装、マシンが自らの状態をセンシングして重心移動によって起き上がりそのまま不倒状態を保つ。また、ユーザーを認識して歩み寄ってくるほか、ライダーアクションに呼応するような反応を見せるHMI(Human-Machine Interface)機能などを備え、まるでパートナーのように振る舞う。“移動の道具”を超えたモビリティの未来像を提案した。
船外機
- F425A
425馬力の4ストローク船外機。そのパワーを最大限に活かすデザインを追及し、トップカウルからプロペラにいたるまで、全ての設計に徹底的にこだわった。搭載するボートの外装を引き立てるアクセサリーとしての美しさも意識し、流麗なフォルムの中に、船を力強く押すダイナミズムや高い信頼性をアスリートのような筋肉質なボディで表現した。
2018
モーターサイクル
- MT-10 SP
「力強く個性あるエンジン特性と俊敏な走り」と「独創的なスタイル」を両立した、グローバルに展開するMTシリーズの最高峰モデル。オーリンズ製電子制御サスペンション、フルカラーTFT液晶メーターなど、上級モデルとしての装備も充実。カラーリングはスーパースポーツのフラッグシップモデル「YZF-R1M」とリレーションしたSP専用となっている。
スポーツコミューター
- TMAX530 DX
伝統的なスポーツバイクと同等の「意のままの加減速・ハンドリング」を可能にするスポーツ性能、コミューターの最大の特徴である快適な移動を実現する装備や機能、これら相反することもある2つの要素の融合とバランスが最大の特徴となっている。
スクーター
- XMAX300
走る楽しさとスポーティなスタイリング、街中での移動や通勤における快適性や実用機能を併せ持つことから、欧州で長年にわたって高い評価と人気を集めてきた「XMAX250」の後継モデル。時代感と所有感を満たす上質なスタイリングや機敏で軽快な走行性能を持ちながら、快適・実用機能をさらに向上させた。
2017
モーターサイクル
- XSR900
趣味の対象としてモーターサイクルを楽しむ文化が定着している先進国で、「伝統的」なスタイルを好む層に向けた製品。シンプル・レトロな外観と最先端技術による走行性能という新たなコンビネーションによって、所有する悦びと乗る楽しさを提供するモーターサイクル。
電動アシスト車いす(コンセプトモデル)
- &Y01
波間を思いのままに駆け抜ける白いヨットをモチーフに、ヤマハとヤマハ発動機が共同開発したワーキングコンセプトモデル。電動アシスト車いす「JWスウィング」の座席後ろにヨットの帆や音符をイメージさせる薄く、軽く、柔軟な「TLFスピーカー」、両輪には薄型パーカッションを組み合わせ、「楽器に乗る」という新たな体験を生み出す。
2016
モーターサイクル
- YZF-R1
1998年以来、1,000ccスーパースポーツ市場を牽引してきた「YZF-R1」が、主たるフィールドをサーキットに定めて一新。高性能の新エンジン、6軸姿勢センサー採用の電子制御システム、マグネシウムやアルミニウムを活用した車体構成で走行性能を磨き上げ、空力特性を高めたデザインとともに新しい個性を主張した。
スマートフォンアプリ
- RevTranslator
世界初の"エンジン音を翻訳"するスマートフォン用アプリ。キャラクターを選んでエンジン音を聞かせると、リアルでユニークなおしゃべりに変換して表示する。キャラクターは6種、セリフの組合せは1億通り以上があり、エンジン音によって喜怒哀楽が、時間や天気でセリフが異なるなどわくわく(Revs)する思いを込めて制作した。
2015
電動アシスト車いす
- JWX-2
電動アシスト自転車PASの技術「パワー・アシスト・システム」を応用し、車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力がはたらく車いす用電動アシストユニット。様々な形状の車いすに装着可能で、専用ソフトウェア「JW Smart Tune」を用いて、アシスト力や応答性、直進性、左右バランスなど、症状にあわせた細かい設定ができるのが特徴。