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Vol. 2 奏でる森を育むために

見つめているのは100年先の音楽。ピアノの原材料を育む森林調査の取り組み。

北海道北見市。深い森には、かつて豊かな天然林がひろがっていた。100年先の音楽、100年先の楽器に思いを馳せ、歩いて森を調査する。「広大な森林を知る方法は、果たしてこれだけなのか」。上空からレーザー照射で計測する産業用無人ヘリコプターが、北見の空に飛び立った。

五感を通じて感じることがある。頭で考えるより、その場に立つだけで発見がある。だから僕はフィールドを大事にしている。森を感じ、森を知る。この森が秘めた可能性をずっと追い続けたい。

本当はぜんぶ歩きたい。でも、物理的に行けない場所がある。高精度なデータが取れれば、資源の管理も正確にできるようになるはずだ。すべては音楽のために。楽器のために。100年後の未来のために。

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