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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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成田亮選手 IA1クラス年間チャンピオン!

「イチバーン!」
チャンピオン獲得直後、成田亮選手が満面の笑みとともに発した。タイトル獲得に至るまでの道程は簡単なものではなかっただけに万感の想いが込められていた。昨年は怪我の影響でランキング2位に終わった。そして今シーズンを迎えるにあたり「自分に厳しく」と語った成田選手は、1戦1戦を大事に戦ってきた。強豪がひしめくIA1で8つの勝利を積み上げ、最後のレースは2位表彰台と自身4度目の最高峰クラスチャンピオンを獲得した。


成田選手のコメント 光安監督のコメント


「今日はチャンピオンが掛かっていることも意識していたが、AMAのトップライダー、A・ショート(H)が参戦するということも気になっていた。だから序盤から全力で走り、ショートとも良いバトルができたが、中盤は疲れが出てしまって、これ以上攻めると転倒してしまうと思い、そこからはシーズンチャンピオン獲得を第一に考えて走った。
 フラッグを受けた瞬間は、やはり1位でゴールしたかったという悔しさがあふれたが、ここまで一緒にがんばってきたメカニックの顔を見て、「チャンピオンになったんだ」という思いが沸き上がり、嬉しさとホッとした気持ちでいっぱいになった。

昨年は北海道大会での怪我の影響でランキング2位で終わってしまったため、今年はタイトル獲得の事しか考えずシーズンに挑んだ。だからこそどんな状況にも負けないため“自分に厳しく”という目標を持ってシーズンを戦ってきた。
 シーズン序盤は調子が良く、自分のイメージどおりのレースができていた。しかし九州大会での大きなクラッシュで12位…。でも今考えると、あのレースで最後まで諦めずに走り続けたことが大きかったと思う。その後の北海道大会でも、昨年の怪我の記憶は残っていたものの、怪我を怖れず走れた事も大きかった。そして近畿大会でパーフェクトウィンを獲った事で完全に勢いに乗れた。
 自分にとって4回目のタイトルとなるが、メカニック、ヤマハスタッフ、そして多くのファン、みんなの力があったからこそこのチャンピオンがとれたと思う。来年以降も、もっともっと速く強いライダーになって、モトクロスを盛り上げていければと思う。本当に応援ありがとう!」




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