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経営陣からのメッセージです。

ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 日髙 祥博

2023年2月

ポートフォリオマネジメントのもと成長分野と強みにフォーカスし、サステナブルな社会に貢献する新たな価値を創出します。

 当社は、普遍的な企業目的「感動創造企業」の名の下に新たな価値を生み出すことで成長してきました。 2030年に向けて”Advancing Robotics”(ロボティクス/知的技術の活用), “Rethinking Solution”(社会課題解決へのヤマハらしい取り組み), “Transforming Mobility”(モビリティの変革)の3つの注力領域に取り組むことで、人々の可能性を拡げ、当社の持続的な成長とより良い社会と生活の実現を目指しています。さらに、2022年より開始した新中期経営計画では、「サステナビリティ対応の強化」をテーマに加え、コア事業の稼ぐ力を強め、サステナブルな社会に貢献する新規・成長事業に投資し、デジタルと共創により成長を加速させていきます。

 2022年は、アウトドアレジャー需要が引き続き堅調に推移する中、半導体など部品不足の長期化、サプライチェーンの混乱などにより製品供給に遅れが生じ、これまでにないレベルでコストが高騰しました。一方で、円安は追い風となりました。このような経営環境の中、当社は部品調達不足影響の最小化に努めるとともに、損益分岐点経営を進めた結果、当連結会計年度の売上高は2兆2,485億円(前期比24.1%増加)、営業利益は2,249億円(23.3%増加)となり、昨年に続いて過去最高の売上高・各利益を更新しました。売上高が2兆円を、営業利益および経常利益が2,000億円を超えたのは初めてとなります。 2023年度は特に大型船外機や新興国二輪車需要は引き続き堅調と予想されるため、不足している製品の市場在庫適正化を目指します。また、コストダウンや生産性向上などの本質的な構造改革・基盤強化を進めるとともに、マーケティング・技術部門が一体となり変革のスピードを上げて環境変化に対する新たな価値創造と成長戦略を進めていきます。

 長期ビジョン「ART for Human Possibilities~人はもっと幸せになれる~」の実現に向けては、新中期経営計画の目標をコミットメントとして、強い決意を持って邁進してまいります。

 引き続き、なお一層のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ヤマハ発動機株式会社
代表取締役社長 社長執行役員
日髙 祥博


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