本文へ進みます
サイト内検索

詳細本文

ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2015年 全日本モトクロス選手権 第10戦MFJGP レディースクラス
安原さや選手が自身初となるチャンピオンを獲得

2015年10月26日

image

 2015年10月25日、スポーツランドSUGO(宮城県)で開催された全日本モトクロス選手権・第10戦MFJGPにて、名阪レーシングからYZ85でレディースクラスに参戦する安原さや選手が3位を獲得し、自身初、またヤマハにとっても初となるチャンピオンを決定しました。

 安原選手は2005年から、全日本選手権へのフル参戦を開始し、2007年にランキング3位へ躍進すると、その後、2度の怪我があったものの、常にランキング上位を獲得してきました。2013年には、トップと6ポイント差で最終戦を迎えますが、転倒を喫するなど、ランキング3位に終わります。
 そして、2000年にレディースクラスが設定されて以来、初めて6戦の有効ポイント制が廃止され、10戦で争われた今シーズン。序盤こそ表彰台を逃すレースもありましたが、第5戦以降は、常に表彰台を獲得。第7戦には今季初優勝、第8戦ではライバルのノーポイントもありランキングトップに浮上します。さらに第9戦では今季2勝目を飾り、9ポイント差で最終戦を迎えました。
 MFJGPでは、序盤は4番手でレースを進めますが、すぐに順位を上げ3番手とすると、ポジションをキープして3位でチェッカーを受け、10戦中8度の表彰台(優勝2回)を獲得しチャンピオンを決定しました。

安原さや選手談

「チャンピオンを獲れると言われるようになってからおよそ10年。成績が出ない時期もあれば、大きな怪我もあり、引退を考えたこともありました。近年は、チャンピオンを獲得する自分を想像できず、特に今年は、実力で表彰台に立てないと思っていました。開幕戦は、雨で表彰台に立てましたが、第2戦は表彰台を逃す予想通りの展開。でも後半、マシンの感触をつかみ、神戸、さらに東北で3位。その後にダグ・デュバックさんのトレーニングを経験し、勝つためにライディングスタイルを変更するという挑戦に踏み切りました。その成果として、雨のSUGOで独走、第9戦はドライで久々に勝利し、9ポイントリードで今日を迎え、どんな形でもとにかく勝つことだけを考えて走りました。長く辛かったけど、その分チャンピオンを獲得できたうれしさは大きいです。また、今年はヤマハの創立60周年です。私もチャンピオンになり、ようやくヤマハの一員になれた気がします。本当に長い間、サポートしてくれたヤマハ、ファンの皆さんに感謝します。ありがとうございました」

ページ
先頭へ