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2010年 YAMAHAレースリリース
吉川和多留選手「フィアット・ヤマハ・チーム」からMotoGPに参戦 2010年6月23日

 「フィアット・ヤマハ・チーム」は、7月4日に決勝が行われるMotoGP世界選手権第7戦カタルニアGPから3レースの予定で、吉川和多留選手を起用することを決定した。足を負傷したバレンティーノ・ロッシ選手が完全復帰するまでの間の出場となる。
 吉川選手は全日本ロードレース選手権スーパーバイククラスで2度のチャンピオン経験をもつライダーで、現在はYZR-M1の開発に携わっている。


リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター):
 「私達はフィアット・ヤマハ・チームのバレンティーノ欠場による空席を埋めるため代役候補を、ヤマハ契約ライダー及びテック3チーム契約ライダーの中から検討しました。しかし、現在各シリーズ戦に参戦しているライダーが代役を務めることになれば、それぞれのレースプログラムやチームに関連する解決すべき新たなテーマが生じる可能性があります。
 そこで、慎重に検討した結果、YZR-M1の開発ライダーである吉川選手を選びました。現在のところ、カタルニア、ドイツ、ラグナセカの3戦を予定していますが、バレンティーノの復帰時期によっては、予定変更の可能性もあります。
 吉川選手がチームに加わる背景と意味は、第1に彼はYZR-M1での豊富なライディング経験があること。第2に彼が加入することによりMotoGP参戦の契約条項を満たし、チームタイトルの獲得に向けた戦力になること。第3として、3つの異なるサーキットでのレース参戦は、彼自身にとっても貴重な経験となり、今後のYZR-M1開発に大いに役立つだろう、ということです。
 バレンティーノが万全な体調でレース復帰するまで、吉川選手のチーム加入を歓迎し、活躍を楽しみにしています」

吉川和多留談:
 「バレンティーノが回復するまでの間、MotoGPに参戦するチャンスをもらえたことを喜んでいます。私にとって2002年のもてぎ大会以来となるMotoGP参戦です。今年のフィアット・ヤマハ・チームのレース結果から、オフシーズン中のYZR-M1開発の方向性に間違いがなかったことを確信していますが、今回の参戦は今後のYZR-M1開発に非常に有益となる‘リアルなレースデータ’を収集できるチャンスです。とても楽しみにしています」




吉川和多留 プロフィール
東京都出身/41歳(2010年6月23日現在)
1994年及び1999年に全日本ロードレース選手権スーパーバイククラスにおいて、ヤマハチームより参戦しチャンピオンを獲得。
1996年、スーパーバイク世界選手権に参戦し年間ランキング9位。
2002年にはワイルドカードでMotoGP第13戦パシフィックGP(ツインリンクもてぎ)に参戦。
現在は、YZR-M1の開発テストライダーで、MotoGPのTV中継などにもゲスト解説者として出演するなど多方面で活躍中。


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