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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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2003年モトGP世界選手権
ヤマハ・ダンティーンから中野真矢選手が出場
2002年12月4日

 ヤマハとチーム・ダンティーンは、2003年モトGP世界選手権の体制をこのほど決定した。新たな契約により、ヤマハ・ダンティーンとしての1999年からの4年間に渡る関係が、さらに延長される。ヤマハ・ダンティーンは、ヤマハのサテライトチームとして2003年シーズンのモトGPに1台をエントリーさせ、新たに中野真矢選手がファクトリーサポートを受ける4ストロークマシンYZR-M1を駆ることになる。

 「2001年モトGPルーキーオブザイヤー」を獲得した中野選手は、スペインにベースを置くチーム・ダンティーンと1年契約をこのほど結んだ。中野選手はこれによりヤマハの4ストロークマシン、YZR-M1を03年シーズンフルタイムで駆る5人目のライダーとなる。中野選手は2002年の終盤のマレーシアGPから、マシンを4ストロークのYZR-M1にスイッチ以降、好調ぶりを維持している。

 現在25歳の中野選手のGPデビューは、1998年日本グランプリ(鈴鹿)の250クラスでのワイルドカードでの出場だった。1999年、ヤマハYZR250を駆り250ccランキング4位となり、"ルーキーオブザイヤー"を得た。その翌年2000年、中野選手は250ccの世界タイトル奪取を射程権内にとらえたが、最終戦オーストラリアGPで僅か0.014秒差で、タイトルをチームメイトのオリビエ・ジャック選手に譲っている。2001年に中野選手は500ccにステップアップ。YZR500に乗りランキング5位の好成績を残し2度目の"ルーキーオブザイヤー"に輝いている。

 なお、これまでチーム・ダンティーンのライダーとして、チームオーナーのルイス・ダンティーンとともに活躍してきた阿部典史選手は、今後YZR-M1の更なるポテンシャルアップのためにテスト/開発ライダーとしてヤマハ陣営に残ることになっている。詳細はまだ決定していないが阿部選手は2003年シーズン、YZR-M1を駆ってヤマハ・ファクトリーのワイルドカードエントリーとして何戦かに参加する予定だ。


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