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Vol.17 ころがるボールの向こうに ~ African Dream ~

コートジボワール - 2023年1月12日

ンズィアヌアン - コートジボワール

ヤマハ発動機がアフリカで事業活動の第一歩を踏み出したのは1960年代。その最前線で活躍する海外市場開拓事業部(OMDO)のメンバーは、アフリカの大地を自分たちの足で歩き、さまざまな社会課題と向き合いながらその解決に取り組んでいます。
アフリカ各国の子どもたちに向けて、10年間で10,000個のサッカーボールを贈るプログラム。今日もまた、コートジボワールのスポーツクラブに真新しいボールが届けられました。

「サッカーはすべての人のためのもの。僕は挑戦したい。ゼロから始めて、何者かになりたい」
コートジボワールで出会った少年は、受け取った新しいボールを抱えてこう話しました。

ヤマハ発動機とアフリカ大陸の交流は、日本政府のODA(政府開発援助)による製品供給から始まりました。いまから半世紀以上前の1960年代のことです。以来、人びとの暮らしや産業の振興など、アフリカの実情を深く理解しながらさまざまな国際協力活動を続けています。政府機関や国際機関、また現地のパートナーとともに進めてきた船外機による沿岸漁業の動力化、安心・安全な水を供給するための「クリーンウォーターシステム」の開発・設置等もその一例です。

2019年にエジプトで開かれた「アフリカネーションズカップ」。この大会にヤマハ発動機は公式スポンサーの一つとして協賛しました。
サッカーは、アフリカでもっとも人気の高いスポーツの一つです。大陸が熱狂した同大会への協賛をきっかけに、アフリカ各国に少年用サッカーボールを寄贈する「アフリカの子どもたちにサッカーボールを」がスタートしました。毎年5か国に200個ずつ、計1,000個のボールを贈り、これを10年継続することでアフリカすべての国々に行き渡らせる計画です。

「偉大なプロサッカー選手になりたい。それを、人々に示したい」
真新しいサッカーボールが届いた喜びに、歌声と踊りがひろがるグラウンド。ころがるボールの向こうに浮かぶ、少年たちのアフリカンドリームを応援する活動を紹介します。

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