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レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2004年 YAMAHAレースリリース
5ヶ国・50名のライダーが参加、マレーシア・シャーアラムで
「YAMAHA ASEAN CUP 2004」を開催
2004年12月7日

 ヤマハ発動機株式会社は、12月3~5日の三日間にわたり、マレーシアにおけるパートナー・HLYD(Hong Leong Yamaha Distributors Sdn. Bhd.)の協力のもと、シャーアラム・ゴーカートサーキット(全長1,140m)にて「YAMAHA ASEAN CUP 2004」を開催しました。

 今年で2回目を迎えるYAMAHA ASEAN CUPは、4ストローク・スポーティーモペット「T110」(マレーシア呼称:Lagenda110)によるワンメークレースで、各国での厳しい選考レースを勝ち上がったライダーのなかからASEAN地域のナンバーワンライダーを決めるイベントです。
 昨年の第1回大会にはホスト国を務めたインドネシアをはじめ、マレーシア、タイの3カ国のライダーが参加しましたが、今大会はさらにシンガポールとフィリピンからも選抜ライダーが出場し、合計5カ国、50名のライダーがASEAN地域の頂点を目指しました。

 大会期間中は好天に恵まれ、最終日の12月5日(日)には約2万人の観衆が見守る中、2ヒート制の決勝レースがスタート。ノービスクラスでは昨年の同クラス優勝ライダー、13歳のドニ・タタ・プラディタ選手(インドネシア)が両ヒートを制して二年連続の優勝。エキスパートクラスではプリチャ・ヨンサワン・アルン選手(タイ)が2004年度のASEAN CUPチャンピオンに輝きました。また、エキスパートクラスで上位を独占したタイチームは合計で215ポイントを獲得し、総合優勝を果たしました。
 なお、YAMAHA ASEAN CUPは参加国が持ちまわりでホスト国を務めており、3年目となる2005年はタイでの開催が決定しています。


■レースダイジェスト(12月5日・決勝レース)

ノービスクラス<ヒート1>

素晴らしいスタートを切ったのは#8 Azlan Shah Kamaruzar(マレーシア)。13歳の若きインドネシア人ライダー、#5 Doni Tata Praditya(インドネシア)はマシンを大きくウイリーさせてしまい、序盤は4~5番手につける。しかしその後、Doniは非常に冷静にレース展開を見極めながら落ち着いて走行、11周目にトップに立つとスパートをかけて後続を引き離し、優勝を飾った。2位には終始トップ争いに絡んでいた#3 Thitipong Warokorn(タイ)、3位にはAzlanがつけた。

ノービスクラス<ヒート2>

レースがスタートすると同時に、1コーナーに向けて3台のマシンが突進した。激しいホールショット争いを制したのは、13歳の#5 Doni Tata Praditya(インドネシア)。1周目からトップに立ったDoniは、序盤から速いペースでマシンを走らせると、後続を引き離しにかかる。しかし#8 Azlan Shah Kamaruzar(マレーシア)と#3 Thitipong Warokorn(タイ)も諦めず、11周目にはDoniの背後に迫る。しかしAzlanとThitipongが激しい2番手争いを繰り広げている間に、Doniはリードを広げ、そのままトップでチェッカーを受け、2連勝を飾った。シャイなDoniが、表彰台の頂点でビッグスマイルを見せた。


エキスパートクラス<ヒート1>

#3 Decha Kraisart(タイ)がホールショットを奪い、15周のレースがスタート。午前中のウォームアップ走行から群を抜いた安定感を見せていたタイチームが、決勝でもその強さを発揮。レースは、2周目にトップに立ったDechaと#5 P,Yongsawang-Arun(タイ)がリードするかたちとなった。しかし9周目、Dechaがまさかの転倒。#24 Rosnizam Md Noorが2位に上がったが、Yongsawang-Arunのリードは大きく、そのままYongsawang-Arun、Rosnizamの順でチェッカーを受けた。3位表彰台を獲得したのは#92 Florianus Roy(インドネシア)。

エキスパートクラス<ヒート2>

トップで1コーナーに飛び込んだのは、#5 P,Yongsawang-Arun(タイ)。以後、序盤はタイチームが1-3位を独占。やや差を付けられて4位につけたのは、#12 Che Zamri Hamid(マレーシア)。タイチームは盤石の体勢で、徐々に4位以下を引き離していく。バトルの焦点は、「タイチームで誰が勝つか」に絞られた。8周目、ヒート1で転倒して順位を落とした#3 Decha Kraisart(タイ)がトップに。2位はYongsawang-Arun、3位は#6 Chalermpol Polamaiというオーダーは変わらず、タイチームがポディウム独占のパーフェクトレースを成し遂げた。



■飯尾俊光大会委員長 (YMAC社長) 談
 YAMAHA ASEAN CUPも2回目の開催となり、ホスト国マレーシアの素晴らしいホスピタリティもあって大成功に終われたことをたいへん嬉しく思う。「完全なるイコールコンディション」を目指して昨年のインドネシア大会から競技環境、レギュレーション等の整備をさらに進め、国際大会にふさわしい準備を整えることができた。まず、各国の関係者のみなさんに感謝したい。ASEAN CUPはモーターサイクルスポーツイベントであると同時に、ASEAN地域にかかわる多くのヤマハファン、ディーラーの方々が一堂に会して親睦を深められる素晴らしい機会。私たちはこの大会を大切に育てていきたいという強い希望を持っている。
 競技面では総合優勝を果たしたタイ、そしてマレーシアとインドネシアの3カ国は、非常に高いレベルで拮抗した競争力を持っている。お互い素晴らしいライバル関係を築き、ますますその技に磨きをかけてほしいと願っている。また、初参加のシンガポールとフィリピンにとってこの経験はとても貴重なものになると思う。ASEAN CUPで経験したことが、各国における二輪レースの普及・振興につながれば、それこそがYAMAHA ASEAN CUPの目指す姿だ。
 各国チームがナショナリズムを発揮して真剣に競技に挑む姿は、観る者すべてを感動させた。まさにこれが“Touching Your Heart”。ASEAN CUPをこの地域における確固たるものとして育て上げるために、みなさんとともにさらに努力していきたいと思う。

■ホスト国代表 C. H. NG (マレーシア・HLYD COO) 談
 今大会でホスト国を務めたマレーシアとしては、2カ国が新たな仲間として参加し、同時にエントリーライダーが増えたことをたいへん嬉しく思っている。私たちはライダーたちが十分に力を発揮できるよう設備の整ったコースを用意し、合わせて観客のみなさんにも楽しんでいただくために本年ヤマハがチャンピオンを獲得したMotoGPファクトリーマシン(YZR-M1)、モトクロス世界選手権で活躍したマシン(YZ450FM)や歴代に活躍したファクトリーマシン(YZR500)の展示や、ヤマハ製品の展示ブース、そしてキッズライディング等の各種イベントを用意した。もしみなさんに喜んでいただけたら、それは私たちにとってとても嬉しいことだ。
 ASEAN CUPに取り組む私たちには二つの目的がある。一つは、この地域から才能のあるライダーを発掘し、世界レベルで通用する選手として育てること。そしてもう一つが、常にヤマハをサポートしてくれるみなさんに「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることだ。今年HLYDは25周年を迎え、YAHOO DAY、モーターショーなどさまざまな形で感謝の気持ちを伝えてきた。そうした意味でASEAN CUPをホスト国として迎えられたことは、そうした一連の活動の締めくくりになると考えている。
 栄誉ある優勝国となったタイチームのみなさんには、心から祝福の言葉を贈りたい。我がマレーシアチームもさらにレベルアップを図り、来年の大会ではトップレベルのレースで観客を沸かせることを願っている。


ノービスクラス決勝結果


Pos Comp Name Country Point Total
Heat1 Heat2
1 5 Doni Tata Praditya Indonesia 25 25 50
2 3 Thitipong Warokorn Thailand 20 20 40
3 8 Azlan Shah Kamaruzaman Malaysia 16 16 32
4 10 Worawut Phungsuk Thailand 13 10 23
5 174 Achmad Kohar Indonesia 10 13 23
6 28 Md Zamri Baba Malaysia 11 11 22
7 6 Wutthisak Chan-op Thailand 9 8 17
8 122 Nunung Adriyanto Indonesia 6 9 15
9 69 Herry Subianto Indonesia 7 2 9
10 15 Chaiyos Ngampathom Thailand 8 0 8
11 1 Robert Johanes Widodo Indonesia 0 6 6
12 50 Elly Edzlianizar Ilias Malaysia 2 3 5
13 11 Ahmad Fazrul Sham Malaysia 0 4 4
14 7 Amornmet Wichitphan Thailand 3 0 3
15 46 Ahmad Fazli Sham Malaysia DNF 1 1
16 129 Maico Greg Buncio Philippines 1 0 1
17 16 Lai Kok Cheng Singapore DNS DNS 0
18 17 Syful Baqtiar Mohd Singapore 0 0 0
19 18 Kuang Fu You Singapore 0 0 0
20 19 Chia Seow Leong Singapore 0 DNF 0


エキスパートクラス決勝結果


Pos Comp Name Country Point Total
Heat1 Heat2
1 5 Preecha Yongsawang-Arun Thailand 25 20 45
2 3 Decha Kraisart Thailand 8 25 33
3 6 Chalermpol Polamai Thailand 13 16 29
4 24 Rosnizam Md Noor Malaysia 20 5 25
5 92 Florianus Roy Indonesia 16 DNF 16
6 1 Shahrun Nizam Tamin Malaysia 5 11 16
7 25 Bima Oktavianus Indonesia 6 8 14
8 50 Norizman Ismail Malaysia 7 7 14
9 45 Kittipong Chumpol Thailand 11 0 11
10 26 Ahmad Fuad Baharuddin Malaysia 1 10 11
11 15 Mochamed Andry Indonesia 10 DNF 10
12 48 Arya Dwi M. Indonesia DNF 9 9
13 28 Safrizan Buang Malaysia 4 4 8
14 63 Worawut Phuttho Thailand 0 6 6
15 129 Frementus Widodo Indonesia 0 0 0
16 7 Chia Seow Min Singapore 0 0 0
17 8 Lim Poh Khoon Singapore DNF 0 0
18 9 Suresh Rajamanikam Singapore DNF 0 0
19 10 Ryhan Kamarudin Singapore 0 DNF 0
20 11 Sifrudin Soerip Singapore 0 0 0

 


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