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エバーツ、ISDEでWR450Fを駆り優勝 2003年11月13日

 ステファン・エバーツは11月3~8日の6日間、ブラジルのリゾート地であるフォルタレーザで開かれた2003年ISDE(インターナショナル6Day'sエンデューロ)に出場、7度の世界タイトル獲得と世界選手権通算72勝という自身がこれまで持っていた記録を塗り替えた。

 エバーツは4ストローク400ccクラスの累積最速タイムを出し、総合優勝を果たした。30歳になるベルギー人のエバーツは、激しい争いが繰り広げられエンデューロレースの中でももっとも知名度のある今大会に当初出場の予定はなかった。しかし、先月のモトクロス・オブ・ネイションズでベルギーを優勝に導いたことがきっかけとなり、この1386kmという厳しいレースにベルギーを代表して出場することを依頼され、喜んで引き受けたのだった。
 プレイベントではWR450Fを駆るエバーツは4スト400ccクラスで一度もトップに立つことはなかったが、2スト250ccに乗るステファン・メリマンが最初の3日間総合トップ。オーストラリア人のメリマンは最終日に大きなミスを冒すものの、もう一人の世界チャンピオンであるユハ・サルミネン(フィンランド)を抑えて最終的には2位となった。

「初めてのエンデューロレースで優勝できてとてもうれしい。とくにこの大会は6日間という長いレースだからね」とエバーツ。
「モトクロスレースと同じように、この大会をとても楽しむことができた。犬や馬、やぎそして子供たちがコース脇で応援してくれるなんて楽しいよね。周りの景色がとてもきれいで、気温は40度くらいと暑かった。
 モトクロスでは40分間集中すればいい。でもエンデューロは5時間もバイクに乗っている。そこがモトクロスとエンデューロの大きく違うところだ。この大会のために特に準備はしなかった。ここへは楽しむために来たんだ。でも着いてからしばらくすると自分にも勝つ可能性があることが見えてきた。唯一練習したのはタイヤ交換。モトクロスではファクトリーライダーはタイヤ交換する必要がないからね。でもエンデューロではライダーもメカニックでなければならない。タイヤが換えられないからってエンデューロライダーに笑われたくないからね。最高のシーズン終了を迎えられたよ」

 4スト250ccクラス世界チャンピオンであるヤマハのピーター・ベルグヴォールがクラス優勝。4ストの最小排気量クラスでは、11位までをWR250Fを駆るヤマハ勢が占めて圧勝。スウエーデン人ライダーのマリオ・リナルディとフランス人マルク・ジェルマンはベルガルダ UFO Courseをメーカーチャンピオンへと導いた。
 チームとしては本命のフィンランドがイタリア、フランスを抜き優勝。ベルギーはエバーツの奮闘にもかかわらず、総合11位に終わった。
 世界選手権モトクロスGP制覇、世界選手権モトクロス125ccクラス2位、そしてこのISDEでの優勝と、ヤマハ4ストYZ・WRにとって2003年は素晴らしいシーズンとなった。


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