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バロスがIRTAテスト1日目で好タイム 2003年2月24日
へレス/スペイン 2003年2月21日

 フォルトゥナ・ヤマハ・チームとゴロワーズ・ヤマハ・チームは2月21日、スペインはへレスで開催された2003年初のIRTA公式テストに参加。今シーズンから新しくゴロワーズ・ヤマハに加入したアレックス・バロスが素晴らしい速さを見せ、昨年のへレスGPでのバレンティーノ・ロッシのラップレコード(1分42秒920)をコンマ5秒近く縮める1分42秒588を叩き出した。バロスはおもにYZR-M1の新しいフュエルインジェクション・システムと、昨年使用していたキャブレターとを比較するテストに取り組んでおり、その結果として好タイムが記録された。今日は第2コーナーで低速での転倒というアクシデントがあったものの、相対的にマシンに好感触をつかんでおり、天候によってはさらなるタイムアップも期待される。

 カルロス・チェカ(フォルトゥナ・ヤマハ・チーム)もまたフュエルインジェクション・システムに関する煮詰めに組み、最新のバージョンの大幅な性能アップを確信。またその一方で様々なミシュランタイヤを試しながら2003年型シャシーのテストも続けている。ラップタイムでは2番手の記録となる1分43秒277。これに2002年度のWSBチャンピオンのコーリン・エドワーズ(アプリリア/1分43秒699)、中野真矢(ダンティーン・ヤマハ・チーム/1分43秒794)、そして今回初めてフュエルインジェクション仕様のYZR-M1に乗ったマルコ・メランドリ(フォルトゥナ・ヤマハ・チーム/1分43秒810)が続いた。

 オリビエ・ジャック(ゴロワーズ・ヤマハ/1分44秒788)は11位、またオールニューYZR-M1プロトタイプを走らせたヤマハファクトリーのテストライダー、阿部典史は1分46秒027という記録。阿部はこの日、今後のテストに備えて新型シャシーの基本セッティングを追求していた。



ゴロワーズ・ヤマハ・チーム
アレックス・バロス (1位/1分42秒588)
「充実した1日になった。そしてラップタイムもなかなか良かった。序盤はキャブレター仕様のマシンを走らせ、そのあとインジェクション仕様に乗り換えたが、2台を連動させつつ、うまくセットアップできたと思う。最後の最後にクラッシュがあり、そのまま今日の仕事を終わりにすることにした。ラップタイムを見比べても2台はまったく同等。違っているところと言えばインジェクション仕様のほうが、よりリニアな性質で乗りやすい」

オリビエ・ジャック (11位/1分44秒783)
「新しいシャシーを使用して適切なバランスを見つけるためのテストを行った。難しい作業でタイム的にも厳しい結果になってしまった。初めはアレックスのセッティングに乗ってみたが、ライディングスタイルの違いから慣れるまでに時間がかかってしまう。終盤になってようやくペースが上がってきた頃に手首の古傷が気になりはじめて、それ以上のアタックができなかった。これまでにも何度も怪我を克服してきたが、いつも気持ちが焦ってしっかりと治さないまま早めに復帰してしまった。同じ間違いはもう繰り返したくない。それでも今の状態はかなり良くなっているので、あとは手首の力をつけるためにバイクに乗って使うしかないんだ。この3日間でそれも上手くいくと信じている」


フォルトゥナ・ヤマハ・チーム
カルロス・チェカ (2位/1分43秒277)
「今日はおもにエンジンについてテストし、終盤で少しタイヤ・テストを行った。明日は僕が最も重視しているシャシー・セッティングに専念する予定で、総合的なバランスを追求していくつもり。午前中と夕方は気温が低いが、それでも前回に比べればコンディションはずっと良い」

マルコ・メランドリ (5位/1分43秒810)
「とてもいい感じで嬉しい。キャブレター仕様のマシンでテスト今朝テストを始めたんだけど、リアサスペンションに少し問題があり、解決策を試したがいいフィーリングは得られなかった。結局クルーと相談し、計画通り今日はフュエルインジェクションをテストすることに決め、いい感じがつかめた。エンジンのフィーリングはスムーズで、パワフル。また違うタイプのシャーシーも使ったが非常にいい感じだ。自分にとっても大きな進歩。セットアップを煮詰め、タイムアップを更に狙うよ」


ダンティーン・ヤマハ・チーム
中野真矢 (4位/1分43秒794)
「まずキャブレター仕様で走り、そのあとフュエルインジェクションに乗り換えた。すぐに、よりリニアな性質が感じられたが、セットアップに関してはもちろんまだ課題もある。明日に備えてまずまずのセッティングができたと思う」


ヤマハファクトリー・テスト・チーム
阿部典史 (14位/1分46秒027)
「新型シャシーやリア・サスペンションをふくめてテスト項目がとても多く、好タイムを出すには至らなかった。基本セッティングもできないうちにここへ来てしまったため、今日はまず、そこから始めなければならなかったんだ。1日でいいところまで来たので、明日はさらに前進できると思う」

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