本文へ進みます

詳細本文

レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

フォルトゥナ・ヤマハ・チーム・テストレポート
フォルトゥナ・ヤマハ・チーム、IRTAテストに向けて準備万端
2003年2月14日
バロセロナ/スペイン 2003年2月10日~11日

 フォルトゥナ・ヤマハ・チームのC.チェカとM.メランドリは11日、バルセロナでのテストを終えた。1日目にはチェカの不運な転倒があったが翌日はテストに戻り、予定通り走行。メランドリもヤマハ・ライダーのなかで最も多くの周回数を走りきるなど好調で、2ヵ月後に迫った開幕戦(4月6日鈴鹿)に向けて、実戦を想定したレース距離走行も試した。

 初日10日のテストではC.チェカが転倒。第2コーナーで路面に強くたたきつけられ一時的に意識を失い、病院へ運ばれたが、まもなく回復。この日の周回数はわずか21ラップに留まり、予定されていたテストを進めることができず、翌日の挽回に期待がかかっていた。

 M.メランドリは、前回のバレンシアでも経験したブレーキングの課題に取り組んだ。YZR-M1では初めての走行となったカタルニアでフロントブレーキの違和感を取り除くため、様々なトライを重ねた結果、今回は高速ロングストレートに続くコーナー進入を克服、1分46秒2の好タイムを記録した。トータル周回数は52ラップ。

 10日の成果をチーム監督のダビデ・ブリビオは次のように語った。
「まだ2月上旬であることを考えれば、今日は良い環境に恵まれた。でも路面温度が低すぎるため4~5時間の走行がやっと。カルロスの転倒は本当に不運。今晩、さらに治療を受ける予定だが、明日はコースに戻れることを期待している。一方マルコは、ブレンボと協力してフロント・ブレーキの課題に取り組んだ。ブレーキ・システムを彼のライディングに合わせるための解決法も分かってきたし、タイムも悪くない」

 11日はチェカが復帰。この日の走行をチェカは、「まだ少し痛むけれど、全般的にはOK」。「今日は走りが安定していたし、タイムも自己最高が出たので全体的に満足。気象条件は決して良くはなかったから、実際にはもっと良いタイムが出るはずだ」と語る。
 チェカは合計46ラップを走行。これまでの自己記録1分45秒2を更新したばかりか、M.ビアッジのもつポールタイム1分44秒5と公式ラップレコードの1分46秒6も上回った。

 一方、メランドリは、この日もエンジンブレーキ特性に自らの走行スタイルを合わせるべく、ブレンボ・スタッフと協力して課題に取り組んだ。
 「テストの最後には実践を想定して連続で16ラップを走行し、レース終盤でのフィーリングを確かめてみた。今回の成果には大いに満足で、べストラップの1分45秒7も悪くない」。
 メランドリのこの日の合計周回数は75周だった。

 監督のブリビオは、2月21日に予定のスペイン/へレスでのIRTAテストに照準を合わせている。
「先月のへレスでは悪天候のために思うようにテストが進まず苦労した。その分を取り返すべくこの2日間に臨み、今回は開発面でのすべてがほぼ予定通りに運んで、大きな成果を挙げることができた。
 カルロスは昨日転倒があったものの幸い大事に至らず、今日は本当に良い仕事をしてくれた。
 マルコも日に日にマシンに慣れていっている。ブレンボのスタッフのサポートもあり、フロントブレーキの違和感を取り除くべく様々なことを試すことができた。
 次のへレスでは、ライバルたちのレベルを見ることもできるので、とても楽しみにしている」



[10日のラップタイム]
アレックス・バロス ゴロワーズ・ヤマハ・チーム 1分44秒8 (52周)
中野真矢 ダンティーン・ヤマハ 1分46秒1 (56周)
マルコ・メランドリ フォルトゥナ・ヤマハ・チーム 1分46秒2 (52周)
カルロス・チェカ フォルトゥナ・ヤマハ・チーム 1分46秒6 (21周)
オリビエ・ジャック ゴロワーズ・ヤマハ・チーム 1分49秒1 (41周)


[11日のラップタイム]
アレックス・バロス ゴロワーズ・ヤマハ・チーム 1分44秒0 (58周)
カルロス・チェカ フォルトゥナ・ヤマハ・チーム 1分44秒3 (46周)
中野真矢 ダンティーン・ヤマハ 1分44秒8 (62周)
マルコ・メランドリ フォルトゥナ・ヤマハ・チーム 1分45秒7 (75周)
オリビエ・ジャック ゴロワーズ・ヤマハ・チーム 1分47秒7 (49周)

ページ
先頭へ