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「デジタルトランスフォーメーション銘柄」への2年連続選定について ~DXを使った顧客との繋がりや事業との親和性の高さを評価~

2021年6月8日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2021」に選定されました。この選定は昨年に続き2年連続です。

 「DX銘柄2021」は、国内企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取組の一環として、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化のため、経済産業省と東京証券取引所が共同で、選定・公表するものです。国内上場企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を「DX銘柄」として、定義しています。

 今回の当社の選定は、コネクテッド技術を使ったお客様との繋がりによる二輪車への付加価値など企業価値への貢献、ロボティクス技術の活用やモビリティの変革など事業との親和性の高さによるDX実現能力などを評価いただきました。

 なお当社は、「DX銘柄2021」に先駆け、2021年4月に、経済産業省が定めるDX認定制度に基づき、「DX認定取得事業者」としての認定も取得しています。

 当社は長期ビジョンの実現に向けて最新デジタル技術やデータのさらなる戦略的活用を図るため、DXとして「Yamaha Motor to the Next Stage」を掲げています。「経営基盤改革」「今を強くする」「未来を創る」の3つの取り組みを同時並行かつリンクさせながら推進しており、専用スマートフォンアプリを介した“つながる”スクーターの市場投入も開始しています。


「DX銘柄2021」ロゴ
「DX銘柄2021」ロゴ

■ヤマハ発動機デジタルトランスフォーメーション関連情報(統合報告書2020より):
https://global.yamaha-motor.com/jp/ir/integrated-report/integrated2020/

■ヤマハ発動機IR社外評価・表彰について:
https://global.yamaha-motor.com/jp/ir/ranking/

<参考:製品面(モーターサイクル)におけるDX事例>

■導入事例

 2020年から、コネクテッド二輪車と専用アプリ(「YAMAHA Motorcycle Connect」)のグローバル展開を開始、コネクテッド二輪車のモデル数(NMAX、AEROX)も増やしています。NMAXについては、本年6月より日本での市場投入(NMAX)も行います。



■専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect」による主な機能

1) アプリ「Yamaha Motorcycle Connect」利用により、スマートフォンで車両状況の確認可能


 コネクテッド二輪車にはCCU(Communication Control Unit)を搭載。専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect」をインストールしたスマートフォンと連携することで、様々な車両情報を提供します。メーター表示機能の拡張や、メンテナンスタイミングのレコメンド機能などを付加することで、モーターサイクルライフをより快適にします。


2) スマートフォンの情報をメーターに表示


 専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect」により、スマートフォンと車両のメーターが連携。SNS通知、着信通知など、多彩な情報をメーターにアイコン表示し、利便性を高めます。またメーター内の時計の自動調整機能も備えています。



■今後の展望

 中期目標としてコネクテッド二輪車年間20万台以上、2024年には累計400万台の市場投入、2030年の全製品つながる化により、お客様ひとりひとりに寄り添い、お客様と感動を共創し続けるため、DXを加速していきます。


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