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磐田市での低速自動運転車両の実証実験開始について

2019年6月27日発表

 磐田市とヤマハ発動機株式会社は、低速自動運転車両を用いた公道実証実験を開始します。  
 この実証実験は昨年10月に締結した「磐田市内での低速自動運転技術に関する実証実験についての連携協定」に基づくもので、(1)自動運転システムの機能評価と課題把握 (2)低速自動運転車の社会実装に向けた、走行環境の検討を目的としています。

渡部修磐田市長のコメント

 「人口減少・少子高齢社会の到来により、地域の足を支える公共交通の運営環境は一層厳しくなることが予想されています。そのような中、新たな公共交通を担うことが期待される低速自動運転車両の実証実験が磐田市内でスタートすることを大変喜ばしく思っています。この実証実験により、低速自動運転技術が確立され、地域公共交通の問題解決と市民生活の利便性向上の一翼を担うものとなりますことを期待しております。」

日髙祥博ヤマハ発動機・代表取締役社長のコメント

 「このたびの実証開始にあたり、多大なご協力をいただく磐田市の地域住民の皆様、関係各位に感謝申し上げます。この取り組みは、当社の中長期成長戦略の一つ“ART for Human Possibilities, Rethinking Solution”の一環です。当社は、自動運転も可能な「ゆっくり走るランドカー」をラストマイルの移動ソリューションとして提供することでロースピードモビリティの可能性を拡げ、中山間地域や過疎地域での公共交通の維持やドライバーの高齢化など、顕在化する様々な交通課題の解決に貢献することを目指しています。 」

実証の概要

実験期間 2019年7月より2年間
実験場所 JR御厨駅(開業予定)周辺
走行ルートの距離 最長4.2km
実験車両 電動小型低速車両(公道走行仕様ランドカー)
実験目的 (1) 自動運転システムの機能評価と課題把握
(2) 低速自動運転車の社会実装に向けた、走行環境の検討
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