スタイリッシュなデザインと本格的な走行性能を備えた24型電動アシスト自転車 「PAS CITY-V」を新発売 気軽な街乗りから通勤シーンまで対応するアーバンコンパクトモデル
2018年8月7日発表
ヤマハ発動機株式会社は、デザイン性と本格的な走行性能を備えた24型シティタイプの電動アシスト自転車「PAS CITY-V(パス シティ ブイ)」を2018年9月13日より発売します。
「PAS CITY-V」は、通勤や街乗りなどのシーンで使いやすい上質感のあるデザインを備え、気軽にスポーティな走行感覚を楽しむことのできる24型コンパクトモデルです。
直線的でシャープなイメージのV型フレームに、都市部の街並みにもなじむ大人の上質感を意識したカラーとグラフィックを採用し、レトロスポーティなデザインに仕上げています。また、「PAS」シリーズのコンパクトモデルでは初となる内装5段変速やオンロードでの走行性を重視したタイヤを採用し、24型モデルでありながら本格的な走行を実現させています。
ギアポジションに合わせてきめ細やかな制御を実現する機構「S.P.E.C.5」や、トリプルセンサーシステム、便利な時計機能など表示メニューの充実した液晶5ファンクションメーターなど、「PAS」シリーズの特長はそのまま継承しています。
名称 | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
---|---|---|---|
「PAS CITY-V」24型
カラー3色(新色3) |
2018年9月13日 | 126,360円
(本体117,000円+消費税9,360円) |
3,000台
(年間、国内) |
メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーと専用充電器を含む車両価格)及び消費税(8%)が含まれています。
市場背景と製品の概要
1993年に世界で初めて電動アシスト自転車PASを開発・発売して以来、ヤマハ発動機株式会社では“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながら、PASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、商品の熟成を重ねてきました。
近年では、環境・健康に対する意識の高まりやライフスタイルの変化、幅広い世代への電動アシスト自転車の普及に伴い、電動アシスト自転車へのニーズが多様化しています。
「PAS CITY-V」は、通勤・通学などへの電動アシスト自転車の利用や男性ユーザーの増加、都市部でのコンパクトモデルの人気の高まりを背景に、より機能的でデザイン性にも走行性能にも優れた自転車を求めるお客様に向けて開発した新モデルです。
通勤シーンでのファッションや都市部の街並みになじむデザインやカラーを取り入れ、大人のライフスタイルにもなじむレトロスポーティな外観に仕上げました。また、「PAS」シリーズならではの自然でパワフルなアシストフィーリングはそのままに、「PAS」コンパクトモデルでは初となる内装変速5段を採用し、スポーティな走り心地と快適さを実現しています。
「PAS」シリーズでは、シティタイプの20型モデルとして、またぎやすいU型フレームの「PAS CITY-C」、Xフレームを採用したカジュアルスポーティデザインの「PAS CITY-X」をラインアップしていますが、今回、内装変速5段を採用した24型モデル「PAS CITY-V」を新たに追加することで、走行性能やデザインの嗜好、使用シーンに合わせて選びやすいよう、モデルバリエーションを充実させました。
今後も、より多くの人々の生活利便性の向上に貢献することを目指し、用途に合わせた便利で使いやすい機能やモデルラインアップの充実を図ります。
「PAS CITY-V」の特長
スポーティなデザインのV型軽量アルミフレーム
「PAS CITY-V」は、直線的でシャープなラインが特徴的なV型フレームを採用しています。軽量・コンパクトで取り回しがしやすく、通勤ファッションでの乗り降りもしやすい設計です。
レトロスポーティな車体カラーとグラフィック
シャープな印象のV型フレームに、大人の上質感を演出する3カラーを採用し、それぞれレトロスポーティなデザインに仕上げています。車体カラーに合わせてそれぞれの個性を演出するグラフィックを採用しました。
時計やバッテリー残量表示などが便利な「液晶5ファンクションメーター」
スポーティなフラットバーハンドルに、大きくて見やすい液晶ディスプレイに時刻やバッテリー残量など便利なメニューを表示する多機能メーター「液晶5ファンクションメーター」を搭載しています。
24型コンパクトモデルながら、本格的な走行感覚を実現
オンロードでの走り心地を重視したタイヤや、本格的な走りを楽しめる内装5段変速を採用しています。内装変速機は取り扱いがしやすく、中・長距離の通勤・通学にも快適に使用できます。
主要諸元
全長 | 1,765mm | ||
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全幅 | 575mm | ||
サドル高 | 685~815mm | ||
タイヤサイズ:前後 | 24×1.75HE | ||
適応身長の目安 | 135cm以上 | ||
車両重量 | 22.1kg | ||
一充電あたり
の走行距離※1 (標準パターン) |
強モード | 48km | |
標準モード | 59km | ||
弱モード | 78km | ||
アシストレベル | ★★★ | ||
電動機形式(定格出力) | ブラシレスDCモーター(240W) | ||
変速方式 | リヤハブ内装5段 | ||
バッテリー | リチウムイオン電池 | ||
電圧 / 容量※2 / 充電時間 | 25.5V / 12.3Ah / 約3.5時間 | ||
照明装置 | 砲弾型バッテリーランプ | ||
盗難抑止装置 | ディンプルキー | ||
カラー | ミラーシルバー
ルビーレッド ディープグリーン |
- ※1
- 一充電あたりの走行距離は、2010年3月改正の自転車協会電動アシスト自転車安全基準に規定された「標準パターン」をバッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の当社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下の通り。
バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量) 65kg、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)、平坦路(1km)、勾配4度の下り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・5」15km/h、上り坂「3」10km/h、下り坂「5」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。
- ※2
- 容量は、Typ.容量(代表容量)として、当社が従来より使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量12.3Ahのバッテリーは定格容量12.0Ahとなる。